なぜ山に登るのか
山登りは哲学だと書いているのを見たことがる。確かにそうかもしれないと思わないでもない。
ずいぶん前になるが、セブンイヤーズインチベットという映画を見たことがある。ブラッドピット演じるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーが、ダライラマになぜ山にのぼるのかとたずねられたとき、あなたのそばにいるような恍惚感が得られますと答えたのが印象的で、今でも覚えている。
釣りをするとき、波間に浮かぶ浮きを見つめているとき頭が空っぽになって大自然と一体となったように感じるときがある。意識が広がって宇宙と一体となったような感じがする。神の領域に触れたように思えなくもない。
山を歩いているときもこのような感じがするときがある。
私は、空っぽになるために、空っぽの恍惚感を感じるために山に登るのかもしれない。大峰奥駆で修行する修験者もこのような感覚を味わうために修行するのかもしれないと思ったりする。空っぽになって、リセットして。
とにかく、楽しいことはいいことだ。
tanosikuさん、おはようございます、miketamaです。
ヘナチョコ山行を繰り返しているわたくしですが、何かの拍子にからだがとても軽く、足が勝手に進んでしまう、もうもう休んでなんていられなくてずんずん登れるときがあります。
楽しくて楽しくてしょうがありません。
人間じゃありません、野山を駆ける動物です。
なーんにも考えてない、だって身体が先に動いちゃうのですもの。
ひたすら、上へ、上へ。
薬師丸ひろ子ちゃんじゃないけれど、
「…快感。。」(←古いッ
通常は、下界の苦しさを忘れられるほど、ゼーゼーハーハー登山が多いのですが(^^;)
帰りたくない、もっとずっとお山の中にいたい、
そんな寂しい思いをわたしにさせてくれる、
そういう時が好きです。
それと、
お山は神と深い関わりがあるのですから、『お神酒』、ということで。。。
miketamaさん はじめまして
コメントありがとうございます。
山てなぜこんなに人をひきつけるのかと思って、思いを少し書いてみました。わたしは、やはり美しい景色が好きです。美しい景色を見るために山に行くのかといわれたら、そうですけけど、それだけではないような気がします。
山をいろんな楽しみ方で楽しめばいいと思います。たのしんで、リフレッシュして。
残念ながら、私は酒は弱いので・・・
楽しい山行をお祈りします。
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