tanigawaさん ありがとうございました。
tanigawaさんの日記「なぜ? 無雪期の、暑い山で、ロング・スパッツを?」
のなかで スパッツ着用の主理由が「ズボンの汚れ防止」だとすれば
「ズボンの汚れ→擦ったり・踏みつけるので汚れる→悪い歩き方→転倒・滑落
→ケガ・死亡」につながるかもというお話だったかなと思います。
これと全く同じ話を職場の大先輩(60歳)の方から注意されて納得できた
お話をさせていただきます。まず私の仕事はポンプなどの常時回転している
機械や1000℃の高温の焼却炉のメンテナンスです。
ここでこんな話が最近ありました。
Aさん「西村君 作業着良く汚すなあ・・・」
「汚してるから仕事ができるわけじゃないやで」
私「作業着ですから洗えばいいじゃないですか」
Aさん「作業着を必要以上に汚す→仕事が雑・注意が足りない→不安全行動
→事故・設備の破損→ケガ・死亡」につながるので
仕事ができる人ほど作業着がきれい。
私 そうかなあぐらいに思ってましたが tanigawaさんの日記を読んで
目からうろこでした。心から納得できて今では相当注意して仕事に
望んでます。ありがとうございました。
こんちゃ
素晴らしい先輩がいらっしゃる、素晴らしい職場ですね。
人生の先輩の言葉は無駄一つないと、いつも思います。
だからhirorineは人生の先輩のお話を伺うのは大好きです
珍しくマジメなカキコのhirorineでした
miccyanさんへ
ihara1990さんが、さっそうとした足さばきで巡るお遍路さんの姿を連想させるお話を書いてましたが、今度は不注意は命に係るお仕事の現場ですね。miccyanさんは、緊張する仕事場で、温かい気持ちのみなさんに包まれてお仕事をされてるんですね。
実は、この話が登山だけでないのは、農作業、田植えの世界でも、衣服の汚れと作業品質の話があることからも、うなづける感があります。
私の場合はグループで登っても、相互にロングスパッツやオーバーズボンの傷を点検しあったりすると、けっこう私の足にアイゼンの傷が目立ったりしていました。「それは、いつやったんだ?」なんて追及されたりもしました。だから、完璧を競うという話ではなく、山で必要な心がけの問題ですから、安心してください。
ただ、山ではほんとに、ここは転べないという場面がありますね。それから、よそ事、考え事で一瞬、気をそらせてしまうこともありますね。
先の日記のスレッドで、なんでもない場所で滑落死した有名な登山者の話を出しました。1人は、大島亮吉です。前穂北尾根で難所を抜けてほっとした場所でだったという記録があります。その状況を教訓化しているライターもいました。
夏の一般登山道も、滑落が怖い場所は随所にあります。こんどのロングスパッツの件は、最初にすべての話の結論があったわけではなくて、話が進展する過程で大事な問題に進んでいったわけですが、miccyanさんや多くの方が考えるきっかけになったのは、やはりみなさんであそこまで議論したからだと思っています。あのスレッドで、私の認識は順次、進展していきました。
今後もヤマレコは、議論でいい形で盛り上がり、情報や見方を吸収しあえる場になっていくといいなあと思います。
問題提起シリーズ。いままでもいろいろやってきましたが、私はさらに打っていくつもりです。
tanigawaさん こんばんわ。
まさか 「ヤマレコ」での話が仕事で活かせるとは
思いもしませんでした。「真夏にロングスパッツ」の
お話は私も違和感がある世代ですが「時代とともに
使い方も変わるよな」ぐらいのノリでしたが
山での足の運びに関係するとは「目からウロコ」でした 滑落・転倒はアルプスに限ることではなく
里山でも十分起こりうるうえに単独行がほとんどなので
致命傷になりかねないので全てにおいて注意していかねばと思っています。
>hirorineさん こんばんわ。
もう今頃テレビに釘付けと思いますが
やっぱり 大先輩のいうことには 一理あるなあと
感心させられました。私もこういう先輩になっていければなあと思ってます。
まだ釘付けにはなっていません が、時間が過ぎるのが遅すぎ
22時になったらテレビの前に正座です
ところでmiccyan(あー入力間違えた めんどくせーみっちゃんでいい?)さんの日記の主旨とは離れてしまいますが、hirorineは西の方のお友達が少なくて、西のお友達も皆故郷離れてン十年で訛りがなくなっています。日記のお国コトバが新鮮でした
hirorineさん またまた こんばんわ。
あっそうか 10時からだったのね
呼びかけは「m」さん「みっちゃん」 なんでもOKです
会話文の一部は「山口弁」で うまく文章化できないので大阪弁に訳させていただきました
miccyanさん、こんにちわ。
山でも仕事でも、基本は同じ、ですね。
ところで、そのスパッツの話題の際、
コメントはしなかったのですが、
私は本降りでカッパを着る時や
冬以外はスパッツをしません。
こちらにはヒルもいませんし。
なぜかというと、それほど汚れないからです。
歩き方がいいから、と言われます。
他にもひざから下の長さとか、
膝小僧の向き(O脚)とか、
いろんな要因があると思いますが、
同じグループで見ただけですが、
他の人に比べて汚れが少ないんです。
歩くときも気を付けて歩いています。
なので汚れ防止のためのスパッツは
私の場合は不要です。
(スパッツやワイヤーが痛むから〜
なんて理由も )
装束と技術に関する話です
昔、冬山で、革靴+ロングスパッツでは寒いのでみなオーバーシューズ(靴ごと包むカバー)をはいていました。これは紐で編み上げて縛るものでしたが、バテる新人にかぎってこの紐がよくほどけました。バテない者は朝の出発から行動終わるまでほどけない。バテるというのは単に体力が無いのではなく、足の運びに何か問題があり、力のさじ加減に無駄があるという事を示唆していたのではないかと思います。
また、夏の沢登りでフェルト底の地下足袋を使うのですが、これは登山靴や渓流シューズに比べて、底が薄いので、慣れないと足の裏が痛いし、つま先は傷めるし、足の甲に石を落とせば痛い。だから足の運び方自体が変わってきます。
見ていないようでも、必ず数メートル手前から確認してあるところに足を置きますし、滑りそうな一歩に賭けで置くような事もしません。
この身のこなしをひとたび体が覚えてしまえば、夏道でさえ重い靴など履きたくなくなるほどタビは快適なのですが、其の域にいけない人は山岳部をやめていきました。
便利な装備が考案される時代、身のこなしのスキルアップを要求されないという事は、いつまでたっても素人歩きから卒業できない可能性もあるわけです。
古い道具を使った事の無い人には、そのへんの効能は、多分体ではわからないでしょう。
だからある程度山が好きになった人には、なるべく使う道具をシンプルなものに変えていく事をお勧めします。
私は地下足袋を使ったことがないのですが、荷物が10キロ前後くらいであればトレランシューズで歩くことがあります。軽快に楽しみたいからです。
その場合、下りの足の置き場には目をこらして足場を探すことに集中します。足をくじかないように。
以前、寂地からの下りの長い尾根を下って何でもない落ち葉の穏やかな道でいきなり足首を捻りかけてあせったことがあります。「なんでもない」って油断してしまいがちなのですね。「油断大敵」「程良い緊張感」が大事?
「汚さない」、というのもその行動にある種の緊張感があるのだろうと思います。
サク姉さん、yoneyamaさんbokemonさん こんばんわ。「たかがズボンの汚れ」と思ってましたが山でも仕事でも それが示す事象を
意識して行動することが
いかに大切かわかりました。下りで浮き石に乗ってしまうことがあるので
先を見て歩くようにしないとダメですね。
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