認知行動療法

昨日の朝日新聞にこんなことが書いてあった。

「心配事から注意を離し、『ちょっとした達成感』を得ることがストレスを軽くします。」

「認知行動療法」で使われる手法だそうです。
その療法が何を目的にしたものかはよくわかりませんが、今の状況にピッタリではありませんか。

オフイス仕事を自宅に移してみたけど、曜日や昼夜の区別がわからなくなってしまった。仕事中に何かと用事を言いつける嫁とのストレスも溜る一方。持病の心房細動が進んだようで、始終胸が重くて気分悪い。血液をさらさらにする薬を飲んでいるとはいえ、いつ脳梗塞を起こすか心配でたまらない。

思い切って山へ出かけてみた。春の陽気のなか、嘘のように気分が晴れて症状が消え去った。
あの執拗な胸部のむかつきも消えてぐっすり眠れた。

これは確かに病気の治療法の一種だと実感した。

老人が家に籠っているといつ救急車のお世話にならないとも限らない。昨年、夜中にお世話になったが、病院でさんざん嫌な思いをしたのでもう沢山、救急車の隊員はとても親切だったけれども