腹が立つこと

2022年11月12日 17:53老人の日常全体に公開

今朝の新聞を手にしたら、一面にでかでかと載った法務大臣更迭の大見出しが目に入った。勝ち誇ったような雰囲気だ。

一度マスコミに食いつかれたらアウトである。本人がいくら釈明しても一切聞いてもらえない。辞任するまで叩かれる。有無を言わせず尾根から突き落とすようなものだ。

こうなると宗教裁判だ。最近は、というより以前から、この風潮が社会を支配するようになった。ひとつの価値観に拘り、それを崇めて、これに反する意見は一切否定する。はなから聞く耳を持たない。もしそれに反する発言をしようものなら、新聞、雑誌、テレビが寄ってたかって集中攻撃、学校のいじめのようなものだ。どうしてこんなことになったのだろう。

薄ら笑いを浮かべて正論をぶっている若いコメンテーター、それ教科書に書いてあることじゃないの、ｆｅｖｅさんじゃないけど物を投げつけたくなる・・・いや、そんな過激な行為は臆病者の自分はできない、「バカ、バカ、バカ・・」と心の中で罵るだけが精いっぱいだ。

法務省って出向した裁判官と検察官それに学者の支配する領域、大臣はそれに乗かっているだけ、そんなことを聞いたことがある。まあ、そうだろうと思う。政治家があれこれ口をはさめば法律を捻じ曲げるようなものでよろしくない。

「死刑執行の書類に判を押すときだけテレビは取り上げる。」という発言がマスコミの癇に障ったのだろう、死刑囚の人権を標榜するマスコミにとって自分たちもその片棒を担いでいる風に受け取られるのが嫌だったのだろう。だけど発言の内容そのものは事実そのとおりだから批判するに値しない。

それにしても野党も情けない。誰かがああ言った、こう言ったと言葉尻をとらえて騒ぐマスコミに乗っかるばかりで。もっと太っ腹にでんと構えておれないものか

今の世の中、本音は言えなくなってしまった。政治家の皆さんも「・・・して頂きます。」
と甘い謙譲語を使用して国民の前では体裁を繕うしかない。気軽に本音を吐かないことだ。

というわけで、なんか物を投げる代わりに無茶なことを書いてしまった。高齢者は山歩きを止めろ、というようないじめ声も聞こえてくる折柄、ついつい・・・

少ししたら削除かな・・・ｆｅｖｅさん勝手にすみません。

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