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軟弱にも、ケーブルカーで阿夫利神社まで上がり、まず茶店でソフトクリームを食べ(早過ぎ!)、ゆるゆると見晴台へ向かった。これまで大山には2度しか登ったことがない、塔ノ岳はあれほど登っているのに、なんか魅かれるものがない、それに今回は体力を温存する必要もあるので大山頂上はカットし、広々として気持ちの良い見晴台で休憩しただけで日向薬師へ向かった。
林道に降りてから日向薬師までの長い道の途中には、壬申の乱に敗れた大友皇子のお墓(本当かな?)とか立派なお寺などの史跡があって、あちこち寄り道してふむふむと眺めていると退屈しなかった。日向薬師は山の中腹にあり、だらだら坂を結構上がらなければならず、着いた時には寺の休憩所でぐったりした。
ひと息ついて参詣したらビックリ、なんとここのところ盗難で話題となったあの「びんずる尊者像」が安置されているではないか、少し小振りだけれど盗難像と違ってまだピカピカに新しい、ご利益がありそうだ、折角なのでこの機会にとお賽銭を上げ、さて、と像に触れようとして戸惑った。どこに触れる?身体は悪いところだらけだから尊者像の全身をさすらなければならない、それでは欲張りすぎて尊者像が腹を立てるかもしれない、かえって災厄を招く、しばし考えて左胸をやさしく3回さすった。やはり心臓だ、不整脈がこれ以上進行すれば今のように山歩きできないだろう、それが一番困る、どうぞ進行をストップさせて下さい、心から願った。
やや元気を取り戻し、日向山へゴー、無事頂上に着き、次は先週の見城山へと足を向けた。あれ!、あれ!、先週と同じくまたまた急降下、下が見えない、どうしよう、同じ間違いを続けて2度繰り返せば本当に馬鹿だ、頂上へ戻って確かめてみた、ルートは間違いない、仕方ない、降りて行こう、どんどんどんどん下るばかり、心配になった頃ようやく登り返しがきた。登りの方がかえって足に楽、苦労しないで尾根に出たら、やっぱり、思った通りだった。見城山頂上の直前の地点で前回のルートに合流した。前回は、頂上からここまで戻らなければならなかったのだ、それをしないで頂上を突き抜けて進んでしまったから間違ったのだ。
やれやれ、これで現場検証終了、わざわざご苦労さん、いやいや、今日とくに行かなければならない山もなかったし有意義な一日でしたよ、まだ元気に歩けるようですね、はいはい、おかげさまで、この程度が丁度よいようです、これからもこんな具合で、心の中で会話した。
写真1 左から尾根に出た地点、少し先に見えるのが見城山頂上
写真2 この地点の右側下に置かれた標識(低いので見落としていたと思う。)
写真3 天国の門(先週は頂上で休憩後何の疑いもなくこの中に入って行った。)
私がお四国を回った時は、賓頭盧様(変換がこんな漢字になったけど、あってるのかな?)
にやっぱり欲張りで、最初はどこさすろうと思ってましたが、後半には、頭をさすって「ボケませんように」
次のお寺では胸をさすって「心根が良くなりますように」と交互にお願いしてましたが、結局聞き入れてはくださらんかった・・・・二つもお願いしたからかな。
あら、びんずる様は全国あちこちに居られのですか
別々のびんずる様がお互い嫉妬して、魅力的なaoitoriさんに意地悪したのかも
だけど、どちらのお願いももっと長い目で見れば絶対叶えられると思いますよ。
わたくしは、今日定期通院の日でしたが、さっそくご利益が現れ、心配していた血液検査の結果が改善されていました。よかったです。
近いうちにまたお参りしなければ、浮気しないで日向びんずる様だけに
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