熱が下がって1週間たった。それでも後遺症というか、なんか胃の辺りが気分悪くて食事が余り進まない。高齢者は、治りが遅い。
先週11日(水)の午前遅くにいつものように身支度を整え、さあ、仕事へ出掛けようとしたら、なんか身体がだるい、ちょっとぐったり感じて動きが悪い。それでベッドに少し横になってからと思ったのが運の尽き、30分程して体を起こしたら熱っぽい、あれ、と思って体温計で測ったら37、4度、わあっー熱が出た、自分は熱にはめっぽう弱い、子供の頃はこんな熱でも母に泣きついてめそめそしたものだ。
おかしい、毎日血圧測定と一緒に行う朝食後の検温では、36,3度の平熱だったのに、3時間経ってないのに急に上昇するとは、念のためさらに30分横になってから測ったら37,8度、わー、これでは仕事にならない、休むしかない。ズボンを脱いで本格的にベッドへもぐった。
3時を過ぎたら38、2度、完全に発熱した。だけどそんなにつらいわけでない、身体がとても熱いだけ、一応妻に解熱剤を買いに行くよう頼んだ。夕方には体温計は38、6度を示した。本来なら、死ぬ!、死ぬ!・・・と叫んで悪戦苦闘するところだが、今回は我ながら意外と冷静、これはコロナか、インフルエンザか、それとも単なる風邪か、よく観察しないといけない、と醒めていた。だけどさすがに身体はぐったりして全くものを口に入れられない。おかゆを2・3口啜ってベッドへ戻った。居間で食事をと往復する力がのこっていれば大丈夫だろう。
薬を飲むのは止めよう、自力で頑張ろう、自分の体内の抵抗力を信じよう、発熱という現象は、その活動のあらわれだというではないか、熱もピークに達したらいつかは下がる筈だ、飲むとしたらその時がいいのではないか、これまでの経験からぐんぐん熱が上げっているときに薬を飲んでろくなことがなかった。苦しみが増すばかりだった。自分も大人になったものだ。
(2日目)
夜中の12時を過ぎて39、2度に達し、それ以後はもう上がらない、翌朝は38,8度、下がり始めたか、それではここで1発攻撃開始、いつものトーストセットを少しかじってから長いこと飲んだことのない解熱剤を1袋服用してみた。下がった、午後には37,8度、さらに37,6度、作戦成功!・・・もう1晩で治ると楽観視したが、敵もさるもの、夕食後は反撃を食らった、熱を再び37,7度までぶり返してきた。それならカウンターアタックだ、さらに1袋飲んで寝た。
翌日昼には、37度を少し割った、午後はどうしてもやっておきたい仕事があったので、外出したが、夕方やはりぶり返し、14日(日)にようやく治まった。
それ以後どうも胃がむかつくようで食べるのが厄介だ。赤ワインがしょっぱく感じるのはどうゆうわけだろう。ほんの少しずつ快方へ向かっているが、これでは山を歩けない。しばらく休養もやむを得ない。この後遺症は数年前インフルエンザに罹ったときと同じ症状だが、今度もそうだったのだろうか。
病院に行ってないので何かはわからないままになった。原因にもさっぱり心当たりがない。寒暖差に追いつけなかったことか。自分の直感では、単なる風邪だろうと思う。コロナやインフルエンザだったらもっと何かしら気付くものがあった筈、のどの痛み、せき、身体の痛みはあったが、風邪に付きものという程度だった。
さあ、今日は妻の誕生日、美味しい美味しい鰻が食べられる、子供たちがセットしてくれるので助かるが、そうでなければ妻の誕生日なんぞいつもこちらがボコボコにされる日になってしまう。鰻を食べて山へ行こう。
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