昨夜、テレビを観ていてビックリ仰天した。98歳の老人(女性)が富士山に登頂してしまった。
息子さん(70歳)が付き添い、母親の体調を念入りに調整しながら、万全の措置を講じていたのも立派だった。
40歩ごとに休憩して息子さんが呼吸をチェックする、一日に山小屋1軒づつ泊まり、登りで6泊、下山で5泊の超スローペースだ。息子さんと繋いだロープの助けを借りて必死に岩場をよじ登る姿は、気力に溢れている。
急な岩場もさることながら、3000メートル超えの高所で高山病に陥らないのも驚異的だ、「心臓? ああ、大丈夫だよ。」他の登山者への返事、98歳なのにどうなっているのだろう。これを毎年やっているというから開いた口が塞がらない。
息子さん曰く「この登山をやると元気になるんですよ。」
親孝行の息子さんに感心した。
自分の身に引替えて考えた。富士山は1回きりだが、辛くて辛くてもうこりごり。この頑張りを見て、それじゃ、自分ももう一度富士山へ、なんて気には全くならない。
でも80台半ばを過ぎた自分にとってこのテレビは今後の山歩きに非常に参考になった。現在でも、心臓や呼吸の具合、脚の疲れ具合などに絶えず細かい注意を払って歩いているが、問題はそこではない。
根本的に重要な点は、身体ではなくて気力、前を向く気力だ、この気力をいつも維持していること、これが超高齢者にとって一番大事なことのように感じた。おばあさんにとっては、また富士山へ行く、という気力・楽しみが常日頃の元気の源・生きる力になっている。
この猛暑にかこつけて三連休も休んだり、だらだらと気力を失い気味の自分にガツンと一発気合を入れてくれた。そう、そうしなければ、もう歳だから、などと言ってはいけない。しゃきっと背骨をのばして前を向いて
非常な励ましになった。さあ、やるぞ・・・・・
だけど無茶はしないで
はじめまして^ ^
nibinさんの日記を拝読し、私もTVerで番組を見ました。大病を患った後に富士登山を始められたことにも驚きました。私の理想とするおばあちゃん像です!
目標を持って生きるって、ほんとに大切なことですね。
番組を見て、私も元気になりました!
日記にあげて下さって、ありがとうございます^ ^
コメントありがとうございます。
本当にこのテレビ番組を観て、感激のあまり日記に書かざるを得ませんでした。
あの親と子の姿、本当に美しいですね。
テレビを見たヤマレコさんは、みんな元気を貰ったのではないでしょうか。
この3連休は山行しないと予定していましたが、そんなこと言ってられないので、雨予報のなか景信山へ出かけました。
ゆっくりと、休憩も遠慮なくとって
帰ってから気が奮い立ち元気になりました。
頑張りましょう。
有言実行で、充実した山行だったようですね^ ^
私は、nibinさんの文章からも、いつも元気を頂いております。
50を過ぎてスッカリ弱気になり、守りに入ってましたが、こんなことでは先輩方に笑われてしまいますね(^^;)
自身の可能性を信じて、私もまだまだ頑張ります!
ありがとうございます^ ^
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