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流星群のピークとの事だけあって、300個くらいは流れた星を観られたと思う。しかし、それをカメラで捉えるのはなかなか大変だった。
カメラを少しさわっている人なら判ると思うが、岩くずが燃え尽きるまでコンマ何秒の世界。それをシャッターを開けている間に納めるのは、運だけの世界だ。
天体写真を含め、ネイチャーフォトは商売の範疇外なので、赤道儀等を持っておらず、シャッターを開ける時間は限られている。開きすぎると本来見えている星が動いてしまうからだ。
この世は、自分を中心に回っていると堅く信じている自己中のオレだが、星ではなく地球が動いている事くらいは知っている。それくらいの天文知識しか無いので、どこの方角に多く流れるかなど知る由も無く、山勘である。山にいるときは、けっこう勘が冴えているから。
で、500回はシャッターを切っただろうか。そのうち、一回だけ奇跡的にはしっこに写っていた。後から来られたとなりの人は、オレが仮眠する間も粘ったが写らないと帰っていった。
360℃、全天に流れ行った300の星たち。
流れる星に「カネカネカネ」、とふざけて三度唱えていたのは若き頃。今なら、さしづめ「長生き長生き長生き」と三回言うべきだっただろうか。しかし、そんな事より、今日心より願ったのは
「どうかこのカメラに流れ星が写りますように」
だった。
立派に願いは叶った。流れ星さん、ありがとう。
Photo1:幾重にも連なる山々に、無限のときを憶う
Photo2:遠く高御位山を越え、小豆島に夕陽は沈む
Photo3:悠久のときを超え、いま燃え尽きた宇宙の塵
©sekitori
再びこんばんは
見事写ってますね!
写真の知識がないから全くわかってなかったのですが、よい機材を持っていれば撮れるというものではないのですね。
左の写真も幻想的で素晴らしいです
norisukeはん、おばんどす。コメントありがとうございやす。
ある程度の機材は必要ですが、後は粘りの根性ですな。根性では負けません。知性では誰にも勝てませんが^^;
お褒めいただき、恐縮です。酒を呑んでいなくても常に酔っぱらっている私、カメラを持ったら幻想と享楽の世界に酔いしれています。
追記:最新ミラーレス一眼なら、タイミングを見計らって撮り易いかもしれません。最新機材を追っかけてないので、よく知りません^^;
sekitoriさん、いつも素晴らしい写真、ありがとうございます。
中々難しいものですね〜
流石"プロ"。根性では勝てそうにありません
やはりと申しますか、小豆島が見えていたんですね〜
以前、山頂より輝く播磨灘を見たことがありますが、その時は姫路付近の山だと思っておりました
inakabusさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
コメントが交錯してますが、これもまたヤマレコの楽しみの一つですな^^
私も、山座同定に自信は無いのですが、あの方角は、かつて住んでいた神戸市須磨区の団地からの風景と一緒なので、判ったのです。
夕陽の手前は小豆島で、播磨灘を挟んで加古川/高砂の高御位山(たかみくら)です。小豆島手前の左には、家島が写っています。
大野山頂の方向板には、西(瀬戸内海)と刻んでありますね。高御位山の方向板には、北東に大野山と刻んであります。
こうやっていろんな山の同定をするのが、私の山歩きの最大の楽しみです。
おはようございます。
私も近所なんで、いつか夜に大野山に行こうとおもいながら、怖くていけてません。
今度いってみようとおもいました。
本当に写真がきれいです。
それにしてもアズキ島ではないですよね?
小豆島は今年、100キロを歩いて自分超えできた場所なんで私もびっくりしました。まさかみえるなんて。。。。
マロンさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
「しょうどしまやろ〜」って、テレビの見過ぎやね^^;
小豆島は、上の写真のように太陽が沈む瞬間など、条件が良い時しか見えませんので、行ってがっかりしないでね。
もう、大野山の山頂付近は積雪してますよ。下の集落(柏原)から、ゴルフ場入り口を過ぎると一方通行になります。上りは南斜面なのですぐに融けるのですが、下りが北斜面なので昨日も真っ白に残っており、シャーベット上なのでかなり滑り易かったですよ。
3月まではスタッドレス必須、深夜や早朝はその上チェーンが必要な時も有るかもしれません。標高が低いので、昼間融けた雪が夜カチカチに凍るので。
あ、上の話はクルマで上るときね。歩いて登るなら、夜間はキツネと鹿に気をつけて^^
すぐ近所に20年住んでましたので、情報が必要な時はおっしゃってくださいね^^
はじめまして、pasocomと申します。
天文マニアで流星観測などした覚えがあるので、ちょっと知ったかぶったことをいわせていただきますが、お気を悪くせぬよう。
おっしゃるように「岩くずが燃え尽きるまでコンマ何秒の世界。それをシャッターを開けている間に納めるのは運」ですね。
そこで、流星の写真を撮る時はシャッターを開けっ放し(バルブという状態)にします。
そうすると、また「開きすぎると本来見えている星が動いてしまう」のも確かなのですが、流星を写すためですから、それは目をつぶるのです。
星が地球の自転とともに動いていること、シャッターを開け放して長時間露出すると如実に捕らえることができます。それはそれで面白い写真になります。
そこに一筋流星が切り込んでいる!。ってのもいいものです。
次回はぜひそんな写真をお試し下さい。
露出はせいぜい20〜30分程度でいいと思います。それ以上すると人工の光が空を白けさせてしまうことが多い。これで撮れば一晩でも20コマ程度の写真ですみますし、流星を写せる確率はぐんと上がります。
pasocomさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
貴重な情報、ありがとうございます。これは好みの問題でしょうが、私は回ってる星の写真、あまり好きでは無いのですよ・・・。北斗七星が好きなので、回ってしまうとどれかわからなくなるので^^;
なら赤道儀を買えばよいのでしょうが、そこまででも無いのです。ま、なんとか写ったので良しとしています。
こんにちは、写真すばらしいですね。
小豆島まで見えるなんて!
流星もキャッチ、瞬間よくとらえましたねーすごいです。
ふたご座流星群の日は下界では空がくすんでいて、オリオンもおぼろげでした。
以前、涸沢で偶然にペルセウス座流星群に遭遇。
流れ星にはやはり思わずお願い事しちゃいますね。
夢のような忘れられない出来事です。
ブランデーが無くなったあともずっと起きてられたんですね・・・
私なら酒が無くなったら寒いし、やる事ないのでシュラフに潜り込んで朝まで爆睡です。
otsunyanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
粘ったので、なんとか思った写真が撮れました。16時くらいに山頂についてぼんやり夕暮れを過ごした時は、この上ない至福の瞬間でした。その感情が、上の写真です。
ペルセウス座流星群を観たのは今年ですか?だったら、上高地辺りでニアミスしてるかも^^
たしか8/12か13でしたよね。私は小梨平で幕営し、前の河原に寝転んで見上げてました。
その時の様子は、山行日記にしたためてあります。
noborundaさん、こんばんは。度々コメントありがとうございます。
今回はブランデーは、酔うためではなく暖まるために持参しました^^
身体が冷えてきたらコッヘルで湯を沸かし、お湯割りにしてちびちび。山岳部時代も冬山の雪洞なんかでは常にこうしていました。安ウイスキーですが^^;
ワインやビールは担ぎ上げるのが重たい割りにアルコール度数が低いので効率悪く、冬はブランデーやウイスキーが大好きです。日本酒は燗しても身体を冷やすし。
いずれにしても、寒いときってまったく酔わない気がしません?
延べ10時間、ひたすらリモコンボタンを押して、間に星を眺める・・・。一見無益な作業ですが、私は楽しかったですよ。依頼仕事では無かったのですが、一応フォトストックのための仕事ですので、宴会モードにはしませんでした^^
私も冬は雪を溶かしてウイスキーでお湯割り派です。
もっぱらサントリー角ですが、頂き物がある時にはちょっとだけいいお酒を。
暖まっていいですよね。
ただ、ボヤボヤしてると直ぐに酔いが覚めてしまうので
ホンワカと気持ち良くなってきたらシュラフに入って寝ないと・・・
星もいいのですが、
夜はやっぱりシュラフの中で気持ち良くzzz・・・
私は、もっぱらダルマ派でした。今は親父の形見に大量に持って帰ったVSOP/ナポレオンなど。無くなったら、角やダルマ、時としてトリス^^;
私も、稜線歩きのときは飲んだらすぐにシュラフです。てか、シュラフに入ってダウンも着込んで、完全就寝体制で飲み始めますが^^;
noborunndaさんの記録で拝見したような、麓の山小屋で炬燵に入って酒飲み宴会も憧れます。いつかごいっしょできたらよいですね^^
こんばんは、山行日記、拝見しました。
ペルセウス座流星群を見たのは2007年。もう5年も前でした(ニアミスでなくて残念です!)。
当時所属していた山岳会に入って1年目の、どこに行っても楽しくて仕方がないころでした。
ソラを見上げていたのはたぶん12日の深夜ですね。
翌日、涸沢から西穂まで。私にとってはずっと憧れていた縦走でした。
私も山に入るときはもちろんお酒は必須。でも強くないので、飲める人がうらやましいです!
五年前か〜、私は大腸がんの原発手術から一年経って、懸命にリハビリしている頃でした。その頃は、岐阜の恵那山や四国の剣山などの2000m前後の中級山岳に登ってました。
始めてのがんだったので、山復帰もおっかなびっくり^^;
今回は二回目なので、あまり気にする事無く激しい運動もしています。
山をやりだして最初の頃は狂ったように登りますよね。私も学生の頃はそうでした。年間120日は山にいたと思います。
今年は定着山行ばかりでしたが、ひさしぶりに縦走もしたくなってきました。来年は劔から西穂まで歩きたいなぁ。夏やけど・・・。
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