また久々に書いてみよう。
登山で必要な要素について、自分の考えを書いてみることにした。自分のよくやる、森林限界より下のマイナールート歩きメインです。あくまで自分の、自分特化のやり方における文章です。
では第5位から。
5 経験
あればさまざまな場面で非常に便利。でも、なければないで仕方ないですね。何度も山行を重ねれば、知らないうちにいろいろ身についてくると思うし、重要度は低めかな。
4 登山技術
歩き方とか岩の登り方とか、テントの張り方とか、荷物のいい詰め方とか。。。まあこれも勝手にいろいろ身についてくると思うし、重要度は高くはないかなぁ。
3 装備
まあある程度の装備は必須ですよね。
一番重要なのは、靴かな。ホビットじゃないので、人間ならば靴は絶対必要。普通の登山靴、トレラン靴、運動靴、草鞋、サンダル、なんでも好きなのを使えばいいと思います。日本の低山であれば、基本森の中なので、林業の作業靴が一番いいのかも。圧倒的に安いし。沢で滑りにくい作業靴もありますし、そこらへんは環境と各自の嗜好にあわせればいいのでは。
服とかはいろいろ言われているので、何が一番効率的かは書きませんが、個人的に憧れるのは、背広とニッカポッカ、草鞋、蝙蝠傘等で、明治風の洋装登山ですw かっこいいなぁ。ツェルトは油紙で。不完全な地図でほとんど人の足跡のない山をがしがし歩く、明治期のやりかたに非常に憧れます。ザックはどんなのを使っていたのでしょうね。
個人的に必須装備になっているのは、スマホかタブレットと、地図アプリ&GPSですね(つまり地理院の地形図)。というより、この存在を知って、山行を再開したという一面も(これがあれば樹海でも現在位置把握完璧じゃん!って感じで)。本格的な雪山はもう行くつもりはないので、紙の地図は使いません。スマホ2台+予備バッテリー持ちです。もちろん電波は入らない前提で、地図データはあらかじめ広範囲を読み込んであります。ジオグラフィカ使用。本当はField Accessが一番使いやすかったのですが、なくなってしまいました。。。
いわゆる登山地図は書き込みが多すぎて、等高線が見えづらいので、使いませんね。丹沢とか奥武蔵の「詳細地図」というのがありますが、以前山中で詳細地図だけ持ってる人にルートについて聞かれたことがあります。まあ各自好きにすればいいのですが、あんまりよく把握してない様子で、「大丈夫なの…」とちょっと心配になったことがあります。あんまりそういうところに人が増えて欲しくないという、自分ファーストな意味でも、ちょっと複雑な気持ちです。
2 知識
さまざまな知識があります。一般的な登山の知識も重要だと思うけれど、とりわけ重要なのは、その地域の気象、植生、地質、地理の知識かと思います。つまり、(広義の)地理学的な知識ですね。地理学というのは、理系・文系という分け方の外側にあるもので、どちらも内包する学問分野です。山は「自然」ではあるけれど、人間との関りがまったくないということは(少なくとも日本では)あり得ないので、「社会」でもあるわけで、理系・文系のどちらかだけでは不十分ではないかと思います。全部独立して存在しているのではなく、関連しあって「環境」というものが形成されているのだから。
山行にとって最も影響が大きい要素は天気ですので、気象は最重要ですね。山を歩くうえで、植生と地質も、大変重要です。あらかじめ、このあたりのこの標高だとどういう植生が優勢であるか、ということを把握できていれば、とても便利。斜面の向き(方角)で植生の「あたり」をつけておくこともできます。
歩くルートがずっと単一の地質であることはほとんどないですが、山が何でできているか考えれば、地質の知識はある程度は必要かと思います。今のネット上では、日本全国の地質図も簡単に見ることができて、とても楽しいのだ。
さらにその地域の歴史・産業などを把握していれば、林道や廃道を歩く際にももしかしたら役立つかもしれない。。。鉱山がどのあたりにあったとか知っていれば、歩いている時の足元の石ころにも、興味がわいてくるかも。
たとえば、知っていますか、西湖から毛無山に登っている時、登山者は知らず知らずに美しいガーネットを踏みつけて歩いているということを。。。
とりわけ、記録の少ないマイナールートを歩く際は、知識は重要になると思っています。
1 体力
もうこれが一番。これ以外にありません。というか、これがなかったら、他の要素がいくらあっても意味なし。むしろ体力さえあれば、なんとかなる。
技を超える力、それがパワーだ!(これが書きたかっただけ)
百名山だと、意欲、お金、時間が結構重要かもです。あと、運(晴れ男か、熊と遭遇しないか、落石等にあわないか)も重要かもですね😊
ありがとうございます。
お金と時間、そういえばないですねw 運は確かに体力と同じくらい重要かも。雨ばっかりだと、もう精神をむしばまれるレベルですからね。。。クマはばったりでくわすとやばいですが、見れるのは滅多にない幸運かも(北海道は知らない)。どちらかというとイノシシのほうが怖いかなぁ。ずっと出会うことが多いし、まじ好戦的で、大抵火花散りますしね。。。
これは勉強にもなる楽しいネタ?です‼
自分に当てはめてみるとそれぞれの項目に微妙に相関リンクがあるよう。。
私の場合、登山のメインは登山道歩き?なのですが、道を外れているかどうか常に確認している気がします。
これらの項目山登りにとどまらず様々な分野にも当てはまりますね。
特に勝負事。
少し特殊なのが3)のスマホですが勝負事にはいざしらす、地形や現在位置・公共交通の時刻etc.便利。
熊の居場所や体力も管理できるかも(;^_^A
あと助言の収集取得なんかも重要鴨。特に耳障りの悪い意見(;^_^A
そういう意味では「ガーネットって調べたほうがいいのかな」?「私もスマホを持ったほうがいいのか」?とか思うところはあります
スマホは持ってた方がおすすめですよーやっぱ。
登山道歩きメインだって、やっぱり地図は欲しいですし、紙よりは、現在位置のわかるGPSついてたほうが、楽しいです。紙数十枚分の地図だって全部詰め込めるし。等高線を見ながら歩くのは、なんといっても楽しいです、必要とか、そういうことでなく。
ガーネット云々は、単に、こんなの知らないだろっていう自分のいやらしい自慢アピールなので、どうでもいいです(恥)
ネットの情報はどうなんでしょうね? 正直、ネット上の情報って、新聞、テレビと同レベルで、信用できなーい、って感じ。。。(自分の書いたものも含む)
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