参考データとして選択した画像は、南部の中では北の笠捨山、南部のさらに南部の五大尊岳、そして北部の中心八経ヶ岳です。
とにかくデータの傾向で気になったのは、南部は4月と5月のレポ投稿の率が圧倒的でそれに10月の連休分が少し多い感じで、その他の時期、特に6月〜9月がとても少ないことです。それに比べて北部は6月〜9月もそれなりに投稿がなされています。(画像は3枚までなので掲載していませんが、北部の大普賢岳も八経ヶ岳と同じ傾向です。)
4月5月が圧倒的なのは当然まとまった休日の取れるGWに全ルート縦走する人が多いからというのはすぐに分かることですが、南部の6月〜9月が日帰りや一泊などの入山者がすごく少ない理由を考えてみたいと思います。
仮説理由その1:暑くて行程に不安がある。
仮説理由その2:水の確保の不安
仮説理由その3:アブ・ブヨなどの影響
仮説理由その4:日帰りまたは1泊行程のアクセスの悪さ
などなど考えてみました。水の不安は暑さと連動しますし、虫の影響は北部も同じような気がしますし、アクセスは日帰り中心で南部を歩いておられる方もいらっしゃるしで、どれもそれなりの理由ですが、いまいち弱い気がします。
大峰南部を歩かれた方・興味を持たれている方、よかったら他に考えられる理由を是非教えて下さい。m(_ _)m
espritさん、こんにちわ。
大峯奥駆はどちらかと言えば上級者向きで、
特に南部はアクセスの悪さと、
単発で行くにはちょっと魅力に欠ける
華やかさのないのが原因だと思います。
南部に行かれるのは奥駆を全縦走するためか、
もしくはその予備山行、調査的な意味合いが
強いのではないでしょうか。
それに比べて北部はアクセスも良く、
それなりに山行を重ねれば、日帰りなら
なんとか手の届くレベルの山がたくさん
ありますので。
私も南部には特に興味がありません。
奥駆には興味がありますが、たぶん無理だろうと
考えているからです。
k-yamaneさん、こんにちは!
ご考察本当にありがとうございます☆
なるほど、達成するピークとしての華やかさという点があるのですねー
確かに北部は、弥山・八経・大普賢・山上などなどオールスターと言われる峰々が並びたちますから。
釈迦ヶ岳も一応北部ですね 南部縦走と絡められることも多く、南部的ではありますが。。
華やかさで 北部>南部
しっとり悠久さで 南部>北部
といった感じで、 リスク<華やかさ という気持ちになられる方が多いのかもしれないですね
ご意見ありがとうございました!!
espritさん、こんにちは。
6〜9月頃に奥駈への入山者が少ない理由として、アルプスの山々の雪がなくなり、そちらへシフトしているからではないでしょうか。4〜5月は水の確保がしやすい以外に、アルプスは残雪期で技術や装備もそろえなくてはならず、それが出来ない「無雪期のみ」の登山者が奥駈に来ているから数がそこそこあるんだと思います。
あとは縦走で百名山を稼ぎたい人は大峰南部…来ないんじゃないかぁと。
minislopeさん、こんばんはー
コメントありがとうございます!!
アルプスの時期・「準備」との優先順位、ありますねー
自分にも思い当たります^^;
私の場合百名山1回目の頃は、GWはもっぱら九州遠征か、赤城山のような楽な百名山遠征に行き、夏場はアルプスばかり行ってました。連休はそういった山を優先してしまい、大峯は日帰りか一泊のみでつないでたりします。
そして今はアルプス遠征と地元近畿をほどほどに振り分けて歩いていますが、昔はこの時期はアルプス一辺倒でした。
ご意見本当にありがとうございました。
私はいつも大峯山系北部で楽しんでいます。
南部が閑散とすることについて、全くの私見ですが、登山口周辺の駐車事情や公衆サービス施設(特に公衆トイレ事情)が、北と南では全く違うように思います。
北部には観光登山地としても著名な山が多いせいか、各登山口には(規模や有料無料は別として)駐車場やトイレはまずありますし、麓の集落に出るとコンビニかよろず屋ぐらいは労せず探せます。
南部では、そういった面でちょっと苦労することがありますね…。
山自体の魅力は、北も南も変わらないと思います。
虫や水場の事情も似たり寄ったりだと思います。
ルートの危険度や長さなどは、ルート選定や行動計画次第で何とでもなるので、南北格差?の理由ではないと思います。
南部の山は人も少ないし(それが嫌な人もいるとは思いますが…)、雰囲気的にものんびりしていて、山自体は決して嫌いではないのですが、やはり登山口までのアクセス(遠いという意味ではなく、道が狭くて走りづらい等)と、駐車・トイレ事情を考えると、少々億劫になってしまいます。
pipiyさん、こんにちは☆
コメントありがとうございました。
確かに山中のサービス・虫・水の条件はそこまで大きな違いはないかなと思いますが、登山口の整備状況は圧倒的に、北部>南部で、駐車場やトイレの状況は大きく違いますね。。
山中と登山口を別に考えるという視点はありませんでした。
そしてやはり、アクセスの問題は大きいですね。距離だけでも単純に近畿の都市部から遠くなりますし、さらに道もよくない・公共交通も少ない ですし。
本宮や十津川温泉周辺でも、お店閉まるのが早かったり、土曜日やってなかったりで、食べそびれる時もありました。
南部はやはり一念発起して動かないとなかなか気が向かないということなんでしょうね。。
ご考察本当にありがとうございました。
はじめまして
南部はアクセス悪すぎるからだと思います。
あと、道もあまりいい道ではないですし
登山道もやはり人が少ない分険しいですし。
なんというか大峰系の魅力でもあるかもですが、アルプスとかに比べるとルート探しながら登る所が多い気がします。
南部に行けば行くほど、熊との遭遇率も上がる気がしますし。
人の手が入ってないぶん、手を出しづらい山域だと思います。
megu1128さん、はじめまして、こんにちは☆
コメントありがとうございます。
アクセス確かに悪いです。子供の頃に比べるとはるかによくなったとはいえ、168号線はまだまだ狭いところも多く、時間もかかります。
それでも帰りは本宮から大阪まで3時間で帰れたのは驚きですが、木曽駒の駒ヶ根からでも3時間ですから、違いは圧倒的ですね。.
登山道は、今回の葛川まででしたら、ほぼ普通の山道で手が入っていて全然ルート探索の要素はなかったです。
ここから太古ノ辻まではどうでしょうね。。 ルートは多少難しいだろうなと思っていますが、南部の本番で大峰の雰囲気を一番感じられそうで楽しみにしています。
熊さん・・・いるでしょうね 特別それらしき糞などは見かけませんでしたが、木の実がたくさん混じった他の動物の糞はよく見かけました。
手を出しづらいいろんな要素があるということですね
ご考察本当にありがとうございました。
すいません、南部手を出してないので…
ルートわかりやすいんですね(;´д`)
意外でしたΣ( ̄皿 ̄;;
バリルートが多いので南部もそんな感じかと思ってました(笑)
失礼しましたm(__)m
失礼なんて、とんでもないです。
ご意見頂けて本当にうれしいです。
いろんな風に思われる方がいらっしゃることがわかって、とても参考になりました。
イメージの力って強いですからね
かくいう私も、地蔵岳付近から太古ノ辻まで同じようなイメージもってます
espritさん、こんにちは。
南奥駆道は北奥駆道に比べると知名度がなかったり高度も北程ではないので、やはり魅力に欠けるのだと思います。
縦走はそれなりの日数が必要ですし、遠方から来られた方は縦走の日数が取れないと北奥駆道で帰られる方が多いです。
自分は奥駆道の中でも、太古の辻から南に行くルートが景色もよく一番好きです。
南が好きでもどうしても南に行くのは時間がかかるので、南に行く日は選んでしまいます。
日帰りで奥駆道を繋いでいる自分なりに「南部の6月〜9月が日帰りや一泊などの入山者がすごく少ない理由」を考えてみました。
魅力がない等で南奥駆道より他の山行を選択するという理由が一番な気がしますが、小辺路の南部に行くのも苦戦した経験から6月〜9月にしぼって考えてみました。
仮説理由その1:雨が多い
仮説理由その2:自然災害等で道路が寸断されることが多い
仮説理由その3:人を惹きつける有名な花がない
仮説理由その4:水の確保の不安(水場がほとんどない)
みなさんが、南奥駆道に興味を持ってもらえるようなレコがかけるといいんでしょうね・・・
yupikiさん、こんにちは! コメント頂きありがとうございます。
南奧駈が大好きで実際に完歩まであと一歩まで到達されているyupikiさんのご考察でも、やはり魅力面が大きく感じられるのですね。
私個人の狭い視点では、全てまとめて大峰奧駈という意識が過去は強かったのですが、皆さんのご意見から、魅力面の南北格差があるということに驚きながらもなるほどと思いました。
雨・交通・水の点だけでなく、有名な花の存在という視点はこれまでまったく気づいていませんでした。これも魅力の南北格差の一因ということですね。
本当に勉強になります。ご考察ありがとうございました。
P.S.奧駈の最後の残り区間、葛川〜太古の辻ですが、低山は暑く、高山は安全な夏山シーズンに入りましたので、秋口に涼しくなった頃に訪れようと思っています。
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