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皇海山で思い出すのは、2009年3月に麻生政権で開始された1000円高速です。実際に都市区間を含む大阪からは、信州や東北などはどこまで行っても片道2400円くらい、九州などは1600円くらいでした。
2009年の5月はその制度が始まって初の大型連休で、その安さに勇んで日光方面へ遠征をかけましたが、まだ登山初期の頃で時期と標高と残雪量の感覚が分からず、男体山や谷川岳などは真っ白で、なんとか登れる皇海山と、ほぼ雪の無い赤城山だけを1日で登って大阪へ帰ってきました。今から思えばその時に二百名山の榛名山も翌日に登れたなぁと思ったりはします。
高速1000円の制度は、2011年の6月中旬まで2年3ヶ月ほど続きますが、ちなみにその皇海山は百名山11座目で、1000円最後となる時の鳳凰山は、70座目となっており、そのわずかな期間で60の百名山に登っていました。
皇海山はその最初の1座ということになります。
振り返ると1000円高速の恩恵と追い風を思いっきり受けた爆裂な進み具合ですね。私より後に登山を本格化された方とそういう話になったとき、いいなぁ・もう一回やってくれんかなぁ というようによく言われます。
登山者にとっていい時代でした。
写真1枚目:2009年5月のまだ雪の残る皇海山
写真2枚目:その時の駐車場 左に少し写るのが5ナンバーサイズの商業車
写真3枚目:今回2018年の軽四駆車
ありましたね、千円高速🚙。
これだけの距離をその値段で行けるのは驚きです。私は逆に今の時期じゃなくてほっとしていたりW。東北エリアはアクセスが大変なのでチャンスがあれば行っておきたいですね。
1000円高速も多少の影響はあったでしょうけど、雑誌と用具メーカーの扇動により登山ブーム&山ガールブームが一気に広がったのも2009年でしたね。
まぁにわかな人達は2011年にはもう下火になり、御嶽山の噴火でとどめを喰らって登山人口は2008年くらいの状況に戻ったようですが。。
ikajyuさんのように公共交通機関を主に利用される方は、ブームや強引な交通割引によって登山者が増えすぎるより、落ち着いて楽しめるかもしれないですね。
新潟東北エリアは、車でかつ下山後の長距離運転の根性があれば、意外にアクセスよくスムーズに転戦していけるのですが、公共交通機関だと乗り換えやダイヤ待ちなどとても厳しいでしょうね。
東北は高度はそれほどでもないですが、山ごとの雰囲気が異なっていてとてもおもしろいですよ!
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