昨日、6歳になったばかりの同居している孫と富士山に行ってきた。富士山から眼下に雲海を見て孫が「雲に乗りたい」と言う。「あそこの雲まで遠いから歩いていけないよ。ジィージも乗りたいけれど諦めよ」と答える。
ジィージ、「雷さんはどこに居るの?」と聞く。去年も宝永山登山で雲海を見ているがこのような会話はなかった。日頃、「雷さんは雲の上に居て、お腹を出している子は居ないかな。おいしそうなおへそは無いかなと探しているんだヨ」と話している。3日前の夜に1時間以上、雷が続き、その印象が強く残っていての質問なのか、一瞬戸惑ってしまう。
「雷さんは大勢の人が見ているから、見つからないように雲の中に隠れてしまったと思うヨ」と答える。
元祖七合目で急にガスが下がり、風が強まって雨交じりとなる。「これが雲の中だヨ」と教えてあげると「雷さんが出てこない? 怖い」と孫。雷さんが出てくる前に下ろうと下山を開始する。
歳の割に幼いかもしれないが私個人としてはこのような幼さは大歓迎であると同時に、いつまでも幼子を騙すようなことを言い続けてはいけないなと反省した次第である。
昨日の山行記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-341792.html
ふじのひでさんこんにちは
だましているのではなく、子供とそういう話をするとき、僕の場合は、自分でもそうなのだと思い込んで話します。そのほうが、子供とのキャッチボールで、はっと気がつく事もあって。
科学的と言われる説明だって、仮説であって、それだけが本当だと思い込んでいるほうが滑稽なのかもしれませんよ。ほんとうは深遠な現象を、狭い仮説だけが唯一だと思っている大人の方が愚かなのかも。
質問はいつまでも続いて、最後は、どうしてだろうね、僕にもわからないよ。といい〼。
富士山と怖いカミナリ様。怖がる気持ちを忘れたくないですね。
yoneyamaさん、コメントありがとう御座います。
私たちが子供たちにメルヘン的な話や説明していても、子供たちは友達から、例えば「サンタさんは居なくてお父さんやお母さんがプレゼントを枕元に置いてるんだよ」と教えられ夢が壊されることが多いようですよネ。
子供も大きくるにつれて、見合う知識がついてくるのでそれまでは雷さんは雲の上に居ることにします。
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