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ここのところ、家によりついていたクロ猫(クロ)が旅立ちました。
去年の秋に、同じくノラから飼い猫になったホル君(ホルスタイン柄)を看取ってやったばかりなのですが、一年足らずの間にまた悲しい別れがやってきました。
クロは警戒心が強く、なでようと手を出そうものなら爪出し猫パンチの嵐だったので、最初はダンボール箱の寝床とエサを与えるだけでした。(あ、寒いときには電気アンカも提供していましたね。)
この子は5年ほど前に初めて姿を見せた時から口内炎でよだれを出していたのですが、最近さらに悪化したようで、2週間前からはほとんど食べられなくなって日に日に弱っているのが分かりました。そこで、一週間ほど前に地域のネコボランティアの方の協力をいただいて捕獲して、ネコ病院に連れて行き、検査。治療入院させました。
一時は消炎剤、抗生物質で持ち直して「食べるようになりましたよ」とのことだったのですが、一昨日容態が急変し、最終的には感染症、敗血症で昨晩病院にて他界しました。(入院時の検査で猫エイズ陽性だったそうです。)
最近は死期を悟っていたのか、ネコパンチが無くなりエサをねだったり、ブラッシングさせてくれるまでになっていたのに、あっけないわかれとなりました。
病院のカルテ上は「地域ネコ」ですが、うちの子としてホルくんと同じ多摩の慈恵院さんで葬儀を行い、遺骨を家で引き取ることにしました。
別れは悲しいですが、最後の二週間は飼い猫になったようで幸せだったのでは、と思うことにしました。

写真1 元気な頃のクロ。人相悪いが丸々としていました。
最近の様子。痩せてしまって、外でエサを待つようになっていました。
初めまして
愛知県のshinaihitoと申します。
クロちゃんの顔、声、一年前に旅立った飼猫に生き写しで涙が止まりません。東海豪雨の翌日、庭先で鳴いていたびしょぬれの子猫を家に入れ、元太と名付けて、17年間生活を共にしました。猫好きになった原点の猫です。
tatsucaさんの優しい声に答えるクロちゃんの甘えた鳴き声。幸せだったに違いありません。
shinaihitoさん、はじめまして。
暖かいコメントありがとうございます。
ビデオをみるとつらいですが、人になつかない子で近所でも覚えている人は少ないだろうなとおもいましたので、この世に生まれてきた証が少しでも残せるかなと日記にしました。
悲しい気持ちを思い出させてしまったようだったらすいません。
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