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というのも、長野県に住んでいて気軽に行けるのに約20年も行く気にならなかったのは、学生で東京住まいだった頃に千畳敷に来て、乗越浄土を目前にして高山病を発症して、下りざるを得なくなった思い出があるから。
あの時に初めて高山病の存在を知り、自分の中では2800mを越えてくると危ないのではないかということが、ちょっとしたトラウマとなって残りました。
その後長野県に移り住んで、移住後に比較的早い段階で登った乗鞍岳で再び高山病になりましたが、その後は高山病にかかることはなくなりました。
ただこの千畳敷エリアは、つまらない話ですが、バス&ロープウエイで時間もお金もかけて行くのに、また発症したら・・という怖さが残り、避け続けていました。
今回は睡眠、食事といった登山開始前の体をケアし、快晴で早く登りたい気持ちを抑えて休憩をコマめに入れ、一定の標高に上がるまではユックリ登ろうと決めて臨んだおかげか、快適な山行となってくれました。
現在私が住んでいる所は標高800mちょい、働く所は1500mくらいという環境。このことが、ひょっとして長年にわたる、ちょっとした準高度順応のような感じになっているのであれば、このトラウマの克服に一役買ってくれているのではないか、と勝手にほくそ笑んだ次第です。
atovさん、こんにちわ。
標高1500mの職場とは羨ましかです。
さぞかし、高度順応も進んだことでしょう。
毎週3000mに行ってたら、
さらに慣れますよ。( ´ ▽ ` )
コメント有難うございました、k-yamaneさん。
あのときは確か夏休み期間で、乗越浄土へ登ってくる人をかき分けるようにして、吐き気を我慢しながら下山していました。
青い顔をしていたのか、ロープウエイ駅では「大丈夫ですか」と声をかけられ。体調は回復しましたが、楽しそうに出発していく人たちを横目に見ながら再度登る気は失せて、私含めて数人しか乗っていないロープウエイで千畳敷を後にしました。
800m〜1500mの間に暮らす生活が、3000mに適応しやすい体を作ってくれたのかはハッキリとは分かりませんが、壁はひとつ超えられたかなと思っています。
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