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記憶メディアに貯めるばかりになることと、「リアルタイムに移り変わる現実の光景に勝るものはない」と考えるようになって、その一部を切り離すように撮影して残しても、あの時あの場所に苦労して登って出会うことのできた感動を、再現できるものではないと感じて、今でも基本的にその考え方です。
そうした僕にとっても、こうしたネット空間に自分の登山記録を残す中では、写真という肉付けも必要だと分かり、撮影を再開しています。
但し交換レンズや重い機材は不要。使い勝手のよい今の1台しか持って行きません。高くて凄いカメラでキレイに写せても、「現実の光景と感動」に勝るものではないという考えに変わりがないから。
とはいえ、関係なくこれは残しておかないと、という場面にも出くわします。
写真は、春のトレーニングで登っていた諏訪湖畔の守屋山で出会えた「環水平アーク」。大気中の氷晶と太陽の共同作品。
食事の時以外は座っての休憩はしない僕ですが、この時ばかりはこの大気光象が消えるまで、ただただ岩の上に座って眺めていました。
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