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登山道はたびたび車道で寸断される1500mにも満たない山。冬以外は車でも行けるし、登山の充実度はやや低くく急登もない楽ちんな山でした。
でも山頂からの景色は、自分が歩いた中央アルプスのコースへの懐かしさや、また中アに登りたくなる情熱が沸々と湧き上がる、爽快なものでした。
一方で、この山で中アの景色以上に楽しめるのが、伊那谷のあちこちに形成される河岸段丘を一望できること。
しかも天竜川のもの以上に、天竜川に流れ込む大小の河川が多数のユニークな河岸段丘を形成していて、それを眼下に見下ろして確認できる。
そうした段丘や断層と河川のせいで、いわゆる「田切り」地形が多くなり、例えば飯島町〜駒ヶ根〜伊那市あたりの中ア沿いの道はなかなか南北にまっすぐ走れず、迂回路ばかりになる。
近年は河川と段丘をまたぐ立派な橋が造られて、不便はだいぶ解消されているけど、まぁ急ぎなら高速道路を使えばいいわけで、うねうねと東西にくねる道を景色を見ながらドライブするのも、意外に楽しいものです。
地形好きは男性が圧倒的に多いでしょうから、女性には分からないネタかもしれませんね〜。
atovさん、おはようございます。
そういえば、伊那谷を走る飯田線もくねくねしてますね。夜行列車で辰野に着いて、朝4時台の飯田線始発電車で伊那大島に向かったことを思い出しました。いまから40年以上前の話です。
parsleycandy様、コメント有難うございます。
確かに飯田線も天竜峡を抜けたあとから北のエリアは、結構なくねり方ですね。GOOGLE MAPで見ると、飯田市辺りの線路の曲がり方も、地形的な理由だけではないかもしれませんが、そんなに迂回するの?という感じです。天竜川沿いにもう少しまっすぐな路線にできたら、飯田線の走行距離はずっと短くなりそうですね。
atovさん、こんにちは。
前にNHKのさわやか自然百景でも放送されていました。
陣馬形から眺めると、それが綺麗に見えますね(╹◡╹)
kagura3様、コメント有難うございます。
伊那谷って、千畳敷以外はさして大きな観光地はないけど、最近は暮らしやすさ重視の開発が多い注目のエリアだと感じてます。一方で町と自然との距離間はそのままなので、こういう河岸段丘も見事に風景にとけ込んでますね!
テレビで紹介されるとちょっと嬉しくなります。
atovさん、こんばんわ。はじめまして。
自分は還暦超えのおっさんですが、2年前に白馬岳に登った時に突如地学の面白さに目覚めました。
「3D地図でわかる日本列島、地形図鑑」高田将司著に、天竜川は伊那盆地で河成段丘をつくり、大規模な田切地形も形成したと解説されています。
その本には伊那盆地の写真でなく絵が描かれていますが、今一つリアル感を感じませんでした。
上記の写真で完全に納得しました。
貴重な写真、有難うございました。
fujikita様、こんばんは。
登山のプロセスで出会った何かに、突然ハマる・・。人によって他にもありそうですね(笑)。
断層とか段丘のような地形は、比較的分かりやすく出現しているものも多いと思いますが、なかなか俯瞰して見ることはできないかもしれませんね。
私はとても専門的な世界まで踏み込めませんが、例えば長野県で南アルプス沿いに走るいくつかの中央構造線の露頭なんかは、見るとワクワクします。基本こういうの好きなんだと思います。陣馬形山は車でも行けるので、機会あれば行ってみて下さい!
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