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学校の日本史の授業だと、昭和の出来事は教科書の最終章だから、受験勉強なんかだとかなり飛ばし気味に扱われる。
深い掘り下げのないまま理解の薄い状態で終わるので、興味を持たずに大人になった人も多いと思うから、半藤一利って誰?という人も多いと思う(そういう意味では渋沢栄一も、誰?という人もかなり多いと思う)。
最近の歴史ブームも、戦国時代や、幕末から明治維新あたりまでは人気があるから、色々な本や記事になる機会も多くなった。
けれども、大正時代〜昭和初期は良くも悪くも近世日本を形作る土台になってしまった出来事が多発した時代なのに、未だにあまり多く触れてはいけないような、熱量の低い取り扱いのままでいることは、歴史好きとしては残念な思いです。
かくいう私も、大正〜昭和の出来事への興味は人より随分とあったのだけど、半藤一利さんの作品や存在を明確に知ったのは、僅か5年ほど前のことでした。
「昭和史」をはじめ、いくつか著書を読ませてもらいましたが、もう少し早く知っておけば、あの時代のことをもう少し深く理解できていたかもしれない、そう思わせてくれた作家さんでした。
文藝春秋の特集本。
結構お高めなので、普段は立ち読みだけで買いません。
でもこの3月はPayPay祭り中でポイント還元が凄いから、という軟弱な動機ですが、ちょっと高めでも勇気をもって購入しました。
近世日本経済の土台作りに大きく関わった渋沢栄一についても、大河ドラマで多くの理解と興味が増すことに期待します。
登山関係無し。
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