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自立型ではないので、降ろすときは岩などに立てかけたり、草地の上などのあまり汚れない場所ならコロンと転がしておきます。
自立してくれることもありますが、暫くすると倒れていることが多いです。
なので登山道の端が切り落ちてるような所には、置かないよう気をつけています。
ところが。この前の登山でついに斜面を転がって行ってしまいました。
いつものようにカメラを取り出したら、うまいこと自立してくれたので、上部のジッパーがやや開いたままの状態で放置しました。
そして何枚か写真を撮るうちに、「ゴロン」という音が。
あっ!と見てみると、自立していたザックが登山道脇のヤブ斜面に倒れ込むところ。
でも、ヤブが深いのでスグに止まるだろうと思ったら、なんと止まらない!
重力と勢いが勝って、ゴロンゴロンとヤブをかき分けて落ちていく。
追いかけようにもヤブの下の地形がよく分からないので、迂闊に飛び込むわけにもいかず、黙って見ているしかありませんでした。
すぐにヤブの中にマイザックの姿は見えなくなり、転がる音が消えたので止まることは止まったみたい。
ジッパーが開いていたよな・・・と思い返しながら、恐る恐るヤブをかき分け斜面を降りていくと、倒木の枝に引っ掛かって止まってました。
幸いにも中身が飛び出すことはなかったものの、上手いこと引っ掛かってなければ、まだ下まで落ちていたかもしれません。
その下は・・・ヤブ地帯が終わって、枯れた沢のような谷間が待ってました。
!!!!と肝の冷えた事件になりました。
私のように自立型でないザックを使う皆さん、気をつけましょう!
今回の件は、上高地に降りる途中のことで。
登山道脇は密度の濃いヤブで急斜面には見えなかったので、油断しました。
当日は、景色だけでなく会話も弾んだ楽しい山行だったので、思い出も暗〜くなるところでした。
やはり、何か起きがちなのは下山時ですね。
ドイターのザックは背中の通気が良いので今後も使い続けますが、気をつけなければ!
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