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ひとつは鉢盛山。松本と木曽の間にある2400m半ばの山。
諸事情で人気薄だけどなかなか立派な山体で、これが立ちはだかって平地部からは乗鞍岳が見えない。
もうひとつは小嵩沢山(こたけざわ山)。
鉢盛山の北にある地味な山で、なにげに2400m近くある。
霞沢岳や六百山を隠す絶妙な位置にあって、いつも悔しい思いをする。
登った山を麓から眺めて『あそこに居たな〜』と懐かしむのが好きな私としては、後ろの有名な山を隠すこれらの山塊を、いつも恨めしげに眺めています。
ダイダラボッチは、高ボッチに腰掛けているだけではなくて、向かいにあるこの二つの山をなんとかして欲しかった。
信州では『高ボッチ腰掛け伝説』以外にも、彼の偉業の伝説は多い。
ドスドス飛び跳ねて青木湖などの仁科三湖を作ったり。
諏訪湖を作るため掘り返した土を八ヶ岳に投げたら、ウッカリ届かなくて落っこちた塊が、茅野市の二つの里山(小泉山と大泉山)になってしまったり。
さらに最終的には、自分の小便で諏訪湖を完成させた豪快な逸話まで。
彼なら、例の二つの山を削って少し低くするくらいは雑作も無かったはずだ。
400mずつ削って土塊を乗鞍岳に落とせば、乗鞍は日本一の山になっていた。
意外とウッカリ者らしいから、誤って木曽御嶽に土塊を落とす可能性はあるが…。
ダイダラボッチ伝説を思い返して、今日も白い北アルプスを眺めるのでした♪
そういうお山はありますね😁
富士山を見たくて近くに行くと、こんなに近くに住んでる方でも、あのお山で富士山が隠れてるーって御住まいが多々あります。
でも長野県の方は総じて幸せ。
名だたるアルプスが直ぐ近くみ見られて、アクセスも最高〜。
まぁ、海辺に住んで釣りをせず、
長野に住んでアルプス登らず、という方々も沢山おられると思いますけど😆
富士山を近くで見れないのは残念ですが、富士山ならチラッとでも見えたら、何か幸せですね。
長野県は各地の平野部からそれぞれのアルプスを南北に連なる状態で眺められるので、山座同定にやたらと詳しくなります。
それなだけに「登ったあの山が見えない」と不満になってしまう・・・贅沢な不満ですね♪
私もそうですが周囲の登山好きを見ても、高い山をよく登る人は他県から移り住んだ人が多いかなと思います。ここで育った皆さんとは、また違った思い入れで登り続けているカナと思います♪
娘に、諏訪湖はダイダラボッチの小便でできたらしいよ、と話したところ、
だからあんなに汚いのね、と言ってました。
納得しちゃいました(笑)
ひと頃よりは水質改善したという話しですが、いまだ見た目には微妙な諏訪湖ですね〜。昔は水泳していたそうで…。
彼は『もののけ姫』ではクールに暴れ回ってますが、諏訪湖のお話し自体は高ボッチから豪快に放水みたいな、絵本のホンワカした内容だったと記憶してます。
湖や池を作るのが得意だったみたいですね♪
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