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鹿は増えすぎて珍しくありませんが、タヌキ、リス、野ウサギ、イノシシ…。
スピードが出やすい道も多いので、接触してしまうこともありました。
衝撃だったのはリスでした。
滅多に見ませんが、現れたときは道路を一気に横切ろうとするときがあります。
こちらのスピードに気付いてUターンすることもありますが、直線的に走り出すとあのスピードなのでこちらは全く反応できません。
ブレーキかける暇もなくアッと思った瞬間に、小さな体は車の下に。
コツンと僅かな音が車の下に聞こえて…。
ごめんなさい。どうにもできなかった。
さて一度、車に引かれて間もないと思われるキツネが、道路に横たわっている光景に出くわしたことがあります。
野生のキツネは毛並みが荒れてるものも多いですが、このときのキツネは本当に美しい黄金色の毛並みが保たれていて。
口元から僅かに血が出てるだけで、体に傷は見当たりませんでした。
この綺麗な体がこの後に傷だらけになることは忍びなく、軍手をはめて抱きかかえて森林の奥の方に運び、安置しました。
体は死後硬直が始まってましたが、重さはしっかり感じ取りました。
さっきまで生きていた、命の重さとでもいうのでしょうか。
だからという訳ではありませんが、私は稲荷神社が好きです。
写真は、東京の実家近くの王子稲荷神社のキツネの置き物。
願い事を書いて奉納するものですが、可愛いので家に飾ってます。
そして、ありがとうございます。
私がお礼を言うのもおかしいかもしれませんが、道路で牽かれてしまっている動物を、移して安置して下さる方が居るのが嬉しかったので😄
私も、道路で牽かれてしまっている動物を見つけてしまったら、なるべく移動し近くの林等に安置します。
せめて土に還れるように。
これは今でもよく覚えていて。
早朝の出勤途中で時間はなかったのですが、あまりに美しい体で。
鹿などは重くてとても無理ですが、固くなったキツネの身体はしっかり持つことができて。
運ぶ時間は僅かなものでしたが、先ほどまで存在していたであろう命が自分の手の中にあることを感じる時間でした。
昔から稲荷神社が好きで。神様の使い。
合掌してその場を後にしました。
私はタヌキを轢いてしまったことがあります・・・すぐさま降りて近づいたら、後ろ足片方をびっこひきながら山に逃げてしまいました・・・暫くブルーな気分に。。。申し訳ないことをしました。
こちらでも車に轢かれて放置されたままの動物は多く、最も多いのは猫。ついでタヌキ。キツネの亡骸にはあったことがありません。やはり、なるべく拾い上げて土のある所へ移動してはいますが、最近は、発見場所によっては市の衛生局だったかな?へ電話するようになりました。道路沿いで土のない所ですと土にも帰れないので、当該部署に電話すると回収に来てくれます。確認はしていませんが、ちゃんと火葬場で焼却して供養はしてくれているようです。
リスのその光景が目に浮かびますねー。
私のときは、頼む!すり抜けていてくれ!という感じでした。やはりブルーになりました。
キツネは身のこなしが良いので車との接触は少ないと思いますが、タヌキはドタドタという感じで走るのが上手くない感じ。鹿の事故の方が大きくなって目立つけど、件数は確かにタヌキが多そうです。
特に夜間の山間部はまずスピードを控えめにしないといけないのだけど、警察や役所への連絡でちゃんと供養までしてくれてるなら、少し心が休まりますね。
なんとか岐阜県民をしている者です😆
2週間程前、岡谷駅から林道に向かってる途中、林道に差し掛かる場所ギリギリでカモシカさんとリスさんに会いました😳信州良いな〜、なんて。
atov さんの日記、描写が細かく衝撃的ですが😅、
北海道で動物写真家をしている、知床カイトさんと言うとても若い方がいるのですが、彼とキツネに関わる悲しいお話をブログで書かれていて、オイオイ泣いてしまったのを思い出しました。
キツネって自然の厳しさも相まって、とても美しいですよね。
長野県を囲む県の中では岐阜県がかなり好きな長野県民です♪
リスのこともキツネのことも、こうして細かく書けるくらいよく覚えています。
そしてあのとき、キツネの美しい毛並みを初めて触りました。
柔らかさの中に1本1本のコシを感じて、進化の中で意味あってこの色合いや毛並になったのだろうけど、野生の美しさと力強さを感じずにはいられませんでした。
そして表現適切か分かりませんが、なんて静かにキレイに亡くなっているんだろう・・・。
それなだけに、このまま静かな状態で森に帰してあげたくなりました。
今でも忘れない感触と光景です。
知床カイトさん。私もチェックしたくなりました♪
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