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途中にブナの美林があります
ここは所々に観音像があり信仰が色濃く残った登山道です
そして紅葉も相まって気持ちの良い登山道でした
そのブナの中に一本、名前らしきものが刻まれていた
ブナにはその昔マタギが何かの目印として彫ったものがあります
でも、これはどう見ても名前です
彫られた名前から見て、そんなに古いものとは感じません
神社から登ってきた登山道…
こんな所にまで来て、という気がしました
それから二日後、八甲田山の雛岳登山口付近へ行きました
ここはブナ、ミズナラなど広葉樹の森で赤倉道とは趣が異なり、大樹や老木などがありちょっと重厚感を感じます
ここで紅葉した森を撮影していると、また名前が刻まれている木がありました
その他にも、よくある三角の傘マークなど…
ここは車道からすぐ近い場所でもあり、赤倉道より多く見られました
思い出作りなのか、子供が生まれた記念なのか知りません
また訪れて、自分たちが彫ったキズを見て喜ぶんでしょうか?
たまたま彫ってあるのを見て自分たちも彫っちゃおうで、もう来ることもないのでしょうか?
ずっとキズは残っているのに、彫ったことなんて覚えてないんでしょうね
これと同じような心境かもしれませんね。
今となれば、すぐに抗議が殺到しそうですが・・・
この頃も含め、長い間、想い出作りとして、一般に行われていたかもしれません。
そういった想い出作りは、今はインスタなどにとって代わったのかもしれません。
たくさんある中の一本だし、誰かに迷惑かけてるわけじゃないし、という感じかもしれません
まあそんなに深く考えてもいないでしょうけど
でも、子供が来てというような場所ではないので、大人がやったことなんだと思います
自分としては、壁やシャッターに落書きしてる輩と大差ないと感じますって言ったら言い過ぎでしょうか…
やはり名前などを刻まれた木を見ると、残念な気持ちになります
私が2年前に行った会津駒ケ岳もブナの木に落書きだらけでした。
それも数十年前からとみられる落書きが数十本はありました。
残念と怒りです。
山に登る人は自然が好きな人だけでは無いようです。
数年前に、燧ヶ岳に登った際に初めて会津駒ヶ岳を見ました
かなりの急登と標高差と聞いてて、自分にはまだまだ恐れ多いと思った山です
素晴らしいブナの原生林とのことで、そんな場所まできて落書きだらけだと、ガッカリですね
libさんご指摘の会津駒ヶ岳で私も、同じ気持ちで途中で下山した思い出が蘇りました。
ただ、後日知ったのですが檜枝岐村では、古くから子供の出生?か何かの記念に、刻字する風習があるそうです。個人的には、あまりよい習慣とは思いませんが!持山なら許されるのでしょうか?
そういった風習は、マタギ文化でなされたものとも通じる所があるような気がします
ただそういった方々は、山も大事にされてきていたのではとも思います
ただの落書きとは違うかもしれませんが、土地の人でもない方が真似して彫ってしまう、そんなこともあるような気がします(みんなやってるし、という感覚)
自分は鳥海山の秋田山形県境奥深くでハッキリ読み取れる名前を見つけました
帰ってからググって見るとその方と思われる家の場所まで出てきました
多分、熊打で仕留めた場所に刻んだ物と思いますが、自宅までばれてしまうなんて怖い時代になりましたね
それを踏まえて、そんな事をしない方が良いですね
熊を仕留めて、気持ちが昂りフルネーム刻んじゃったんですかね
山奥深くなんで大丈夫だと思ったのかも…
昨年行った、鳥海山麓の獅子ヶ鼻湿原のあがりこブナの森では、落書きキズはなかったような気がします
もっとも熊に警戒しながらだったので、気づかなかったのかもしれませんけど…
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