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写真2:大沢小屋荷上げ道のルート図
写真3:本日(10月5日)の針ノ木岳と小スバリ岳
大沢小屋〜篭川河原に出るまでの区間で10月1日と10月5日に笹の刈り払いを実施しました。
ただし、私個人の人力(鎌)による刈り払いのため、体力的な限界もあって完璧ではありません。それでも雨直後で笹が濡れた場合でも、邪魔な笹を手で押し分ければ雨具無しで通過可能なくらいにはなりました(以前は雨具無しではびしょ濡れになった)。
笹を根元から刈り払った箇所が多いので、この状態は数年は持つと思います。
今後の寒気の入り方にもよりますが、今年はまだ1,2回は針ノ木岳に登る予定なので、もう少し刈り払い状況を向上できると思います。ただし、刈る予定は今回と同じく大沢小屋〜篭川河原の間です。
また、登山道よりも刈り払いの手間はかけていませんが、大沢小屋荷上げ道の草もある程度刈りました。このルートは針ノ木小屋のHPには赤沢や鳴沢等の増水時の迂回路として紹介されていますが、登山道より距離が短いし余分なアップダウンが無く登山道を歩くより30分近く短縮できるため、私は常用しています。このルートにある梯子や橋は針ノ木小屋の営業が終わっても設置されたままで、おそらく扇沢への県道が冬季閉鎖される直前で撤去されると思われます。
ルートの詳細:http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/oosawagoya_shortcut/oosawagoya_shortcut.html
なお、針ノ木小屋は既に今年の営業を終了しており、篭川(雪が消えた針ノ木雪渓)にかかっていた2箇所の橋やその周囲のガイドロープは撤去されています。秋になり水量が減っているので橋が無くても渡渉に問題はありませんが、北アルプスの他の登山道と違って篭川沿いの登山道は河原の中を歩くようなもので道が薄く非常に分かりにくいです。特に川の対岸へ登山道が移る2箇所は橋が無いと対岸へ渡るのが必要だと認識するのは困難です。事前にネット等でルートの確認をしないと現場で迷うと思います。
小屋の営業終了と共に入山者は減っており、本日は下山時(午前8時から午前10時)にすれ違った登山者は15人しかいませんでした。
標高2300m付近の最終水場は既に涸れていて、最終水場が標高2230m付近の蓮華沢になるのは時間の問題でしょう。蓮華沢より下流では数か所で水が得られるので行動用に大量の水を持つ必要はありません。
7/18に下山時に通らせて頂きました。
その時も刈り払いの直後らしく快適に、疲れた身体にはかなりの時短になれました。
お疲れさまです👏
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