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写真2:針ノ木岳から見た奥日光の山、足尾山塊袈裟丸連峰
写真3:扇沢駅の紅葉
今日(10/26)は乾燥した秋の高気圧に覆われて空気の透明度が期待でき、超遠方の山が見える可能性を考えて飯豊が見える可能性がある後立山へ。飯豊を目標とするなら白馬岳や鹿島槍、爺ヶ岳辺りが順当だが、これらはここ2週間で登っているので蓮華岳と針ノ木岳に向かった。
蓮華岳到着は日の出の1時間前でまだ真っ暗だったので遠望が得られているのか不明だったが、針ノ木峠から針ノ木岳へと登っていくと奥日光や尾瀬の山々が見え出して、越後駒ヶ岳の左側に薄っすらながら毛猛山と浅草岳が判別できたが、かなり薄かったので飯豊は期待できないと思った。
針ノ木岳山頂に到着してからじっくりと展望写真を撮影。この時、北信の黒姫山と高妻山の間に山が見えることに気付いた。黒姫山より右側(南側)に見えるのは中越の山だが、これより北側は飯豊の可能性が高いが、現地からだとどこが見えているのか判断できなかった。
帰宅後にカシミールで展望シミュレーション画像を作成して写真と比較した結果、大日岳から飯豊山が見えていたことが判明。針ノ木岳から飯豊までの距離は約232kmで久々の200km越えであった。
針ノ木岳から見える奥日光方面は志賀高原にブロックされて男体山の頭が見えるだけだが、足尾山塊南部の袈裟丸連峰は良く見えていた。
今回は「扇沢馬蹄形縦走」を目論んだが、針ノ木峠までの登りで通常より酷い疲労感を感じ、このままだと蓮華岳か針ノ木岳のみでも苦しみそうだと判断して断念。何とか蓮華岳と針ノ木岳両方を登ったが、歩いている間に発熱による悪寒を感じたのは20年ぶりくらいだと思う。帰宅後は飯を食って薬を飲み明るいうちに寝てしまい、この時刻に目が覚めたら体調はだいぶ戻っていた。
予報では標高3000mの気温は+7℃だったが、霜柱が立っていたし、最終水場付近では水が凍っていたので予報と大きく違って0℃近くまで下がったようだ。とは言え、例年の今頃の気温よりはずっと高いと言えよう。
紅葉はだいぶ麓に下りて今は扇沢駅周辺がいい感じ。
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