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写真2:今回出会った4羽の雄雷鳥
写真3:バイカオウレンとコミヤマカタバミ
雨が降る前に登ってきました(三股起点)。予報ではお昼くらいから雨でしたが、実際はもっと早かったです。長野市内で10:00くらいには降り出したので、おそらく北アでは9:00くらいには降り始めたのではないでしょうか。私は午前1時半に出発し午前8時過ぎに下山し終わったので降られませんでした。下山中にすれ違った10人の皆さんは雨の降られちゃったかな? 元々天気予報は曇り後雨で悪かったためか、三股第一駐車場の入りは3割くらいでガラガラでした。
事前のネット調査で残雪状況を確認し、念のために軽アイゼンを持って行きましたが、雪が残った場所は斜度が緩く尾根幅が広い場所だったので、早朝で雪がガチガチに締まっていてもアイゼンは不要で、森林限界以下の残雪は早朝でも柔らかいままでこれまたアイゼン不要でした。先週の針ノ木岳とは大違いです。
曇っていましたが山頂は雲海と上空の雲の中間でガスはかからず展望良好でした。南アルプス深南部の池口岳まで見えたので視程は100km以上はありましたが、東側は雲の高さが高くて志賀高原の山々で横手山、裏岩菅山が見えるだけでその奥の奥日光や尾瀬の山は雲の中で見えませんでした。
曇っていた影響か、今回は雷鳥祭り状態で4羽の雄雷鳥を見ました。今の時期は縄張り争いをやっているようで、岩のてっぺんや尾根直上など見晴らしのいい場所に陣取って「グエェー」と姿に似合わない蛙声で鳴いていました(笑)。一番近い奴は登山道から2mくらいしか離れていませんでしたが逃げませんでした。登山者の皆さんが雷鳥を大切にしているからでしょう。
まだ花の時期には早いので稜線では何も咲いていませんでしたが、シラビソ樹林帯上部ではバイカオウレンが花盛り。ここにはミツバオウレンも咲くのですが今の時期は全く見られず、同じような種類でもバイカオウレンの方が開花が早いことを初めて知りました。ここではイワカガミもたくさん見られるのですが、今の時期は葉っぱは出ていましたが花が付く柄は全く出ていませんでした。少し標高が下がるとコミヤマカタバミがたくさん咲いていました。
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