怪我から丸1週間が経過した。
痛みは徐々に弱まってはいるが今でも痛みがあり、日常生活に影響が出ている。
階段の登り下りはできるようになったが、特に下りで痛みが酷い。普通に平地を
歩いてもまだ痛みがあるので、残念ながら今週末の山はまだ無理そうである。
今回の打撲は私にとっては過去に経験したことが無いくらい強いもので、
筋肉の奥底で出血して血が溜まった状態となったが、この血はその場にとどまって
自然に吸収されるのかと思ったら違っていた。何と重力で引かれて組織の柔らかい
部分を移動して皮膚下に現れるのだった。要は打った場所より離れた下の方に
内出血のアザが現れるのだ。
私の場合、怪我から数日後に太腿内側から膝にかけて広範囲に表れて大いに
焦った。通常、打撲で皮膚にアザが現れた箇所は当然ながら痛いのだが、今回の
アザは触っても押しても全く痛みが無い。でも痛みが無いのに内出血しているの
だから心配になるのは当然で、会社を早上がりして医者に行こうとした。その前に
会社の同僚にこんなことになっていると話したら、それは筋肉内で出血した血が
移動しただけだと教えてくれた。彼も私と同じような経験をしていたのだ
(サッカーによる怪我)。
念のためにネットで調べたらその通りであった。この手の情報は主にスポーツに
よる怪我を治療する医療機関が発信していて、私のような太腿の打撲はラグビーの
ような体をコンタクトするスポーツではよくあることらしい(「モモカン」と表現
されていた)。
打撲の早期回復には初期対応がカギを握るとのこと。まずは安静にして患部を
氷で冷やし、包帯等で圧迫するのがいいとのこと。患部を心臓より高い位置に
挙げて血流を低下させると炎症の拡大を防ぐ効果が期待できるとのことも。
怪我から数日後は逆に患部を温めて血行を良くした方が回復にはいいとのこと。
同時に筋肉や関節を適度に動かしてリハビリを開始することが重要で、安静の
ままにしておくと関節が固まって可動域が極端に狭くなり、その後のリハビリが
大変になるのは経験済み。怪我の回復より間違いなく時間がかかる。また、筋力の
低下も早急に進むのでその点でも早めのリハビリは大切だ。
どのくらい関節を曲げられるかで重症度を判断するようで、私のようにほとんど
膝を曲げられなかったのは重い部類。全快まで1ヵ月くらいかかるようだが、平地の
ような負荷が軽い場所ならずっと前に歩けるようになるだろう。まずは針ノ木雪渓
末端にでも行ってシラネアオイでも愛でたい。
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