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そして「徒歩でゆく東海道五十三次」というスマホアプリでようやく京都三条大橋に到着しました。
現在、土曜日のNHKでは池波正太郎の「雲切仁左衛門」をやっています。
原作では、盗賊を取り締まる火付盗賊改方が、雲切一派を名古屋から江戸まで尾行するのですが、東海道品川宿に入る前に多摩川を渡るのが「六郷の渡し」です。
その六郷の原っぱで、私はシートを敷いて「雲切仁左衛門」の原作を読んでいるところです。
また、最近放映された外科医が江戸時代にタイムスリップする「仁」でも、主人公は江戸から坂本龍馬のいる京都に出かけていきますが、往復で一か月は歩いたことになります。
改めて思うのですが、江戸時代の人は草鞋でよくこれだけの距離を歩いたものだと。
色々な時代小説を読み進めるうちにもっと知りたくなり、コロナ前は、東京江戸博物館や深川江戸資料館にも出かけました。更に興味が広がり、東京都水道歴史館にまで出かけました。ここでは、羽村取水堰から江戸までどのように上水を引いたか、知ることができます。
特に興味があるのが江戸庶民の暮らしです。毎日どんなものを食べていたのだろうか、水やトイレはどうしたのか。
江戸深川は、大川(隅田川)で分断されていたため玉川上水の水は届かず、井戸水も塩水で飲むことができず、「水売り」の水を購入して暮らしていたそうです。
また一般庶民のトイレは長屋の共同トイレで、いっぱいになると近郊農家が畑の肥料として購入し、得られた費用は長屋の修繕等に充てられたそうです。
これほど水は貴重なものであり、火を起こして煮炊きし、行燈の油を無駄に消費しないよう夜は早く寝る。
これって、 どこか山小屋と似ていませんか?
我々は山小屋に泊まったり、テントを張ったりして、結果的に江戸時代の暮らしに近いことをしているのではないかと。
江戸時代の人から見れば、何とも奇異に映るかもしれません。
かなり時間はかかりましたが、今回、日本橋から京都三条大橋まで歩くことができました。
もしタイムマシンの旅が叶うならば、私は江戸時代の長屋にホームステイし、東海道の宿場を徒歩(かち)で巡りながら、お伊勢参りに行ってみたいと妄想しています。(^_^;)
その歴史館では、2021年8月4日からデジタルアーカイブシステムのサービス開始されています。特にその一環としての【近代水道写真館】の映像に興味を惹きつけられた。
参考になればと思い連絡を差し上げた次第です。
https://www.ro-da.jp/suidorekishida/photo
こんな古い日記にコメントをいただき、恐縮です。
デジタルアーカイブシステムのサービスが開始されているのですか。知りませんでした。
東京都水道歴史館や、東京江戸博物館、深川江戸資料館を見学してみて、機械化の進んでいなかった時代、昔の人は、水を引くためにこんな大事業をよくやり遂げたと関心します。
緊急事態宣言が解除されたら、また訪れてみたいと思います。
情報提供、ありがとうございます。
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