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それを待ちきれないかのように、各地で古い街並みにひな飾りやつるし雛を並べ、一足早いひな祭りが開かれているようですが、その一つ、筑波山北麓にある真壁の街のひな祭りをちょこっと見物して来ました。ま、筑波山に登り、赤線伸ばしのために北麓に下ったついでなのですが……

茨城県西部の真壁というところは、今や桜川市の一部分となり、しかもそれと相前後してバスの便すらも全くなくなってしまい、車でしか到達できないということで、公共交通での旅&登山を愛好する者にとっては「無」に近い場所です (滝汗)。とはいえ、古くは御影石の産地・筑波北麓の物資集散地として繁栄してきたということで、見事に昔ながらの街並みが残り、その多くが登録文化財に指定されています。東日本大震災では、多くの建築が被害に遭ってしまったようですが、多大な努力で修復が進められてきたとのこと。
そんな街並みの至る所に、年代物の見事なひな人形が飾られ、文化財級の商店や民家にお邪魔してじっくりと見物できるほか、豚汁・甘酒・うどん等の軽食の提供あり、お手頃な値段の地場産品の即売あり……ということで、ほっこりと古き良き日本気分♪ 訪れたのは平日でしたので、人出は「まったり」程度でしたが、それでも通りから人が途切れることはなく、豪華なひな壇の前は常に写真を撮る人が絶えない状態で、誰もがのんびりと雰囲気を楽しんでいることが見てとれます。

そんな中、筑波山から下山して山姿のヤローの私は浮きまくっていました



というわけで、車で筑波山を訪れたあと時間がまだある、という方は是非どうぞ〜。また、2/20頃から3/3までは、TXつくば駅とJR岩瀬駅からも臨時バスが出ます (詳しくはググってお調べ下さい)。ただ、筑波山神社からのバスの便がないため、公共交通派は下山後ついでに、ということが出来ないのは残念!
そもそも、バスが今でもたまに走っていれば良いのに……。

全国各地の有名観光地が最近あまりのんびり出来なくなっている中、こういう見事な伝統建築の街並みがひっそりと残され、そこを三々五々歩くことは最高の贅沢だと思いますので、ここ真壁ももう少々有名になって、つくば駅からのバスが毎日運行されないかなぁ……と思うばかりです。
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