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相変わらずわからないのだが、もしかしたら「山」は「尾根」のことを指しているのかなとも最近思い始めた。
考えがまとまったら日記に記してみようと思う。
今日の昼休み思い立ち、職場の蔵書の『日本山岳案内 第2集』(鉄道省山岳部編纂 博文館刊 昭和15年6月20日発行)を見てみた。p157-160に「高指山」の記載があった。
p156に「(前略)三等三角点一、二二四・五米を算する山が此の高指山であつて、本仁田山(ホンニタ山)とも称せらるゝ。」と記載があるように本仁田山のことである。
本仁田山への登山ルートとして
1.棚澤大ダワ口
2.棚澤薬師堂口
を紹介している。
この本の存在を知ったのは、ヤマレコユーザー様に松浦隆康氏著作の『バリエーションハイキング』『新バリエーションハイキング』を教えていただいたことがきっかけだった。『新バリエーションハイキング』の「大塚山北面の支尾根」の中に先の『日本山岳案内 第2集』の引用文があった。
棚澤薬師堂からのルートが紹介されていたことには正直驚いた。
数馬隧道が開通したのが大正12年なので、本が発行されるまで17年しかたっていない。棚澤集落と白丸集落や氷川集落を結んでいた径が登山径に転用されたのだろうか。
p159には「(前略)薬師堂である。一寸した台地であつて登路は左側より急登して居る。」と書かれている。
白水山の記載はなかった。筑摩山のみ記述があった。
白丸集落の石畳の径から始まるコンザス尾根への径、見つけられたらいいなあ。
写真は棚澤薬師堂と棚澤薬師堂の左側の径