登山用地図は縮尺が大きくて地形が判り難い事があるし、地図にルートが無い所へ行くことも多いからですが、地図を買うのが勿体ないというケチ臭い理由もあります。
慣れた所や容易なルートは全体のルートが分かる縮尺で1〜2枚に印刷したものを持って行き、ルートが判り難いとかの少し面倒な所がある時は難所を拡大したものを更に必要枚数追加します。
これとは別に全ルートを1枚に印刷して自宅用。もし予定通り帰ってこないときは日帰りなら1日半、宿泊なら2日以上おいてからココヘリに連絡するように家人に言ってあります。それで悩ましいのが現地でルートを変えたいとき。
何かあった時のエスケープルートは自宅用に記入しておくとして、現地で予定していたルートを外れた所に行きたくなった時に、どうするか迷うのです。
もちろん天候や体調をみて十分に問題ないと判断した時にしか行きませんが、それでも『もし何かあったら、見つからないかな?』なんて思うのです。
まあ大体は判断を間違うような事はないし、目的以外に行きたくなるよう所があれば予めそれも入れてルート作っておきますが、それでも悩ましい問題ではあります。
それはさておき、印刷用の地図を作る時はヤマプラや「らくル〜ト」にルートがあれば、それを使ってルートを引き、GPXファイルをダウンロードしてKMLに変換。それを地理院地図にほうり込んで印刷用の地図画像作成。ルートが無い所はカシミール3Dや自作のGpxEditで手書きGPXファイルを作り以下同じ。登山道の無い所のコースタイムは同じく自作のGpxCtimeで目安を求めておく。こんな手順でやってます。
こうやって書くと面倒そうだけど、ルーチンワークだから慣れればそれ程時間はかかりません。まあ、「山と高原地図」を本棚から取り出して持って行く方が簡単ではありますが。
さて、ここからは宣伝です。
御存じない人もおられるかもしれませんが、レコやヤマプラ、「らくル〜ト」で作った計画からGPXファイルをダウンロードする時、地名入りのファイルにできます。このファイルの地名はカシミール3Dでは出てこないし、地理院地図に印刷するためにKMLファイルに変換しても出てきません。
そこで、地名付きのGPXファイルの地名を表示できるように変換ツールを作りました。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=3164
このツールで地名付きGPXを変換すれば地理院地図ではマーカー、カシミール3Dではウエイポイントとして表示されます。図2(中)
また、以前作ったGPXからKLMに変換するツール(GPX2KML)や、コースタイム見積(GpxCtime)も対応しましたので地名を入れた地図も作れます。図3(左)
もし興味があればお試しくだいさい。
GPSログを地理院地図に表示、印刷(GPX→KML変換)
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2973
任意ルートのコースタイムを見積る
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=3010
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