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この歌はアメリカ民謡『いとしのクレメンタイン』のメロディに、第1次南極越冬隊の隊長であり日本山岳協会の会長だった西堀榮三郎さんが歌詞をつけたもので、簡潔な歌詞ながら雪山に行く楽しみや雰囲気がよく表されている名曲だと思います。
『雪山賛歌』の元になった『いとしのクレメンタイン』は西部開拓時代、ゴールドラッシュの山師の娘を慕う曲。ジョン・フォード監督の映画『荒野の決闘』の主題歌でもあります。この映画は保安官ワイアット・アープとドク・ホリディが、牛泥棒で無法者のクラントン一家とアリゾナのトゥームストーンにあるOK牧場で決闘するという物語です。
すごい昔ですが、そのOK牧場に行った事があります。もっともその時はバート・ランカスターとカーク・ダグラスによる別の映画『OK牧場の決斗』の舞台という認識でしたが、実際に行って見たら決闘の場面が人形で再現されている一角と実物かどうか判らないクラントン一家の墓地があるだけのマイナーな観光地でした。
また『荒野の決闘』のロケ地はアリゾナ州とユタ州にまたがるモニュメントバレー。こちらは他の西部劇でもロケ地として使われており、有名な観光地でもあるから知っている人も多いでしょう。
しかし、西堀榮三郎さんは、なんで『いとしのクレメンタイン』のメロディーを使ったのでしょうね。
(原曲の歌詞)
In a cavern, in a canyon,
Excavating for a mine,
Dwelt a miner, forty-niner,
And his daughter Clementine.
(訳)
洞窟に、渓谷に、
鉱山の採掘する、
フォーティナイナーの鉱夫が住んでいる、
そして彼の娘はクレメンタイン
雪山賛歌の「雪よ 岩よ われ等が宿り」は「洞窟に、渓谷に、....鉱夫が住んでいる」から、何となく連想できなくもない気がするけど、あとの歌詞は何の関連もなし、なぜこの曲を使ったのか謎です。
ところで雪山賛歌の2番の歌詞の「♪シール外して パイプの煙〜」は、山を始めた頃は煙草のパッケージのシールを外して吸っているのだと思っていました。山スキーとは無縁で私と同様の勘違いをしている人もいるでしょうね。
ウィキペディアによると雪山賛歌が作られたのは1927年(昭和2年)とのこと、映画は1947年(日本公開)だから映画よりずっと前です。昭和の初めにアメリカ民謡がそれほど知られていたと思えず、西堀さんがこの曲を知っていた経緯も気になります。
雪山賛歌が世に知られるようになったのはダークダックスのレコードらしいですが、1959年だから映画の影響もあったのかもしれません。
ちょいと気になる事があってYouTubeで『遥かなる山の呼び声』を探していたら、西部劇つながりで『荒野の決闘』が出てきて、主題歌が山の歌に使われている事を思い出し、曲や映画の背景などを検索したら次から次へ芋づる的に興味を引く事柄が出てきて切りがなくなりました。
こういうのを沼にハマると言うのでしょうね。
ちなみに山の歌に関して、だいぶ前に下記のような日記を書いています。『雪山賛歌』以外にも何曲か山の歌の題名を上げていますので興味があればどうぞ。
https://www.yamareco.com/modules/diary/75709-detail-130108
写真1:アリゾナ州トゥームストーンのOK牧場
写真2:映画『荒野の決闘』のロケ地 モニュメントバレー
私が始めたころはまだアザラシのシールも選択肢にありました。
山スキーをやらなければ、シールと聞いても何の事か判らない人も多いと思いますが、
更に恥かきなのは、シールがスキーの逆滑り防止に使う物と知った時も、スキーの滑走面にペったっと張り付けるからシールなのかと思ったりしたこと。
もう何をか言わんやですね。
アザラシのシールは今でも使っている人はいるんでしょうかね。
化繊の物より性能が優れていると聞いた事があり、根強い愛好家がいる気がします。
私の年齢とguchiさんの登山歴(本当はもっと前❓)が一緒というコトは。。世代も余裕で違いますが、『雪山賛歌』の「雪よ岩よ 我らが宿り〜 俺達ゃ町には 住めないからに 俺達ゃ町には 住めないからに〜」ってフレーズ♪ おやじ世代の大人達が「上戸(うわど)地区 子供会キャンプ」で40年前❓に歌ってたのを思い出しました。。懐かし〜🤗 でもでも、アメリカ民謡ってguchiさんに教わるまで知りませんでした😅
井上陽水『少年時代』さながら、子供会キャンプは夏休み一番の楽しみでした(^^)/
ボーイ・スカウト経験ある地元のオッサンによるキャンプ・レクでよく覚えてるのが、「チェッチェッコリ」ダンスなるもの。。 チェッチェッコリー チェッコリサ〜 リサンサマンガン サンサマンガン ホンマンチェッチェッ👍 二酸化マンガン❓ 酸化マンガン❓ と今の今まで覚えてましたが、🔎すると、ガーナの童謡(手遊び)みたい🤔
「山ソング」とはジャンル違うんですね〜(笑)
斜面に針金張ってキャンプ・トーチを滑らせ💨、五輪開会式みたいなキャンプ・ファイヤー点火🔥 心に残る儀式もありました\(^o^)/
キャンプ・ファイヤー終演の儀式に歌ったのが、『遠き山に日は落ちて』
遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
今日の業(わざ)を なし終えて
心軽(かろ)く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん
まどいせん
飯盒炊爨 各家自慢:ルーMIXのカレー スイカ割り 肝試し オリエンテーション
今、夢中になってる「山登り」って、アノ最高に楽しかった思い出の「追体験」欲求ですかね〜(*'ω'*)
私のプロフィールの登山歴は、途中で20数年のブランクがある中抜きですが、登山と言える最初の山行からのものです。
多分、よしPさんの御父上の世代より大分若いと思いますが、まあ同じようなものです。
ちなみに、ヤマレコのプロフィールの設定にある「山登りを始めた時期(年)」は、設定した年より古い記録をアップすると、自動的に古い方の年になります。
最初は適当に設定していたのですが、コロナ自粛の時に古い記録をアップしたら自動的に変更されました。
子供会キャンプのような催しは、何かあると責任問題になったりするので最近は減っている見たいですね。
キャンプ・ファイヤーや飯盒炊爨などの子供の時の思い出は共感する人も多いから、楽曲や映画、アニメのヒット作が生まれるのでしょうね。
「チェッチェッコリ」
私は知らなかったですが、近くの小学校で運動会のシーズンになると毎年流れているから覚えてしまいました。
『遠き山に日は落ちて』
この曲は讃美歌ですね。私の結婚式はカトリック教会で、信者ではない私は何度か講習のようなのに参加させられ、その時に唄いました。
それでも改信しなかったバチあたりですけどね。
これって・・
♫ Oh my darling, oh my darling, Oh my darling Clementine ♪なんですね
私たちは、下山時に、たまに歌っているけど・・
もうテン場で聞くことはないんでしょうね
♫ 薪割り 飯炊き 小屋掃除 皆んなで皆んなでやったっけ
雪解け水が冷たくて 苦労したことあったけ
今では遠く皆んな去り 友を忍んで仰ぐ雲 ♬
そうなんですよ
「Oh my darling, oh my darling, …」は2番の歌詞ですが、そっちの方が有名かも知れませんね。
「山の友に」も良い曲ですよね。
若い頃に登山仲間がいたら共感を覚える曲だと思います。
実際に山小屋で薪割したり、春山で予想外の雪でワカンを履いた事なんか無くても、その情景が浮ぶ人も多いのではないしょうか。
クレメンタインは私の思い出の曲です♪
まあ、それは置いといて😅
この手の古い曲を深掘りするとゼッタイ沼にハマりますね
クレメンタインなら開拓時代の背景とか風土とか
雪山讃歌なら日本に導入された経緯や当時の登山とか
調べれば調べるほどどんどん沼が広かって行きますね😆
今回「クレメンタイン」に関して調べていたら、歌詞に出てくる「forty-niner」が1949年のゴールドラッシュの時にカリフォルニアに殺到した人たちを指していると知りました。
それで、サンフランシスコのフットボールチームの名前がフォーティーナイナーズである事に納得しましたが、そうすると今度はフットボールが気になったりする。
本当に切りが無いです。
暇な時間は多いから沼にハマっても良いのですが、
それほど多くはないけど「やらなきゃいけない事」もあって、
それに影響することもあるので気を付けなくてはいけません。
久しぶりに日記を眺めてたら見に止まりました。せっかく沼から戻られたのに今頃コメントすいません笑
私も気づいたら、ネットサーフィンしたりYouTubeでいろんな人の雪山讃歌を聴いて楽しみかけてました💦
「西堀榮三郎 雪山賛歌」で検索したら最初に出てきたのでご存知かと思いますけど、西堀さんがこの曲を選ばれたのは、高校の英語で外国人教師に教わっててラッセルしながらよく歌われてたから〜 のように書かれてますね。
https://www.aack.info/ja/yukiyamasanka.html
アザラシのシール持ってますよ。まだスキーもしたことなかったのに学生時代に山スキーに連れて行かれ、狭い木々の間をただただ直線で何度も止まって降りて心身ボロボロになり、たぶんあと1回ぐらい行ったきりで、今は物置のどこかにあると思いますけど。でも登りで滑らないのには感心してました。確かに私も、貼るからシールと思ってた気もします。
何となく、時間がたった日記やレコにはコメントは付けないという感じもありますが私は大歓迎です。
西堀さんがクレメンタインを知ったのはアメリカ人の教師からだったのですね、納得です。
ご紹介いただいたページは見つけられていなかったので感謝です。ありがとうございました。
pewa-lakeさんも『貼るからシール』と思われていましたか!
やっぱり、そういう誤解を持っている人は絶対いると思ってました。
山スキーは荷物を担いで整地されていない木立の斜面を滑るので、ゲレンデスキーよりハードルが高く、初めはボロボロになる人も多いようです。
西丸震哉さんの本だったか「立木の斜面を斜めに滑って木に抱きついて止まるを繰り返してクタクタになった」というのがあったと思いました。
山スキーは楽しいけど、もう体力も技術の向上も望めないから、年に1,2回クロカンのスキーで遊ぶので満足します。
アザラシのシールをお持ちでしたら、そんな感じで遊んでみるのも楽しいかも知れませんよ。
いつも拍手くださってありがとうございます
ココペリが印象的でネイティブアメリカン?に何か思い入れがある方なのかしら?🤔
とは思いつつ、質問するほどでもないかも?あるかも?
あれこれ考えて文字打つのも苦手で長らくこの状態でおりました😅
ターコイズが好きで色々調べていた時期がありまして…
石を探しにショップへ行くとココペリ人形に辿り着くので自ずとネイティブアメリカンの方向へ…程度ですが。
なんだかとりとめなくて失礼しました😅
対面の会話だと「これ、ココペリですね!」から会話しやすい題材なんですけどね〜💦
ネイティブアメリカンに思い入れがあるわけでは無いのですが、仕事がらみで馴染みのある場所がいわゆるインデアンカントリーに近かかったのと、インディアンジュエリーやサンドペイント等のデザインが好みなのでアイコンを決める時にココペリにしたのです。
ネイティブアメリカンだけでなく、イヌイットとかマオリとか世界各地の民族文化のデザインが好きというのもあるんですけどね。
ヤマレコなどのSNSをやる意味は誰かとのコミュニケーションだと思っています。
だからコメントでも質問でも大歓迎ですので、もし何かあれば何時でもお気軽にどうそ。
といっても何か書き込むのはちょっと面倒ですよね。
特に私はタイピングが遅いのと誤字脱字が多くて推敲に時間がかかるから、他人には「お気軽に」なんて言っても、そう気軽にコメントできないんですけどね〜。
こんにちは😊
ご丁寧に返信くださりありがとうございます。
タイピング、誤字脱字が〜のくだりは全く私もその通りです😅
対面の会話の良さも浮き彫りになりますが、SNSは共通する趣味で遠方の方に幅広くも出会えますものね〜😃
インディアンジュエリーのデザインは素敵ですよね〜。
私は少数民族自体に興味はあります😀
次の予定が狭ってきたので😅
お言葉に甘えまた改めてお邪魔します!
お邪魔しましたm(__)m
インディアンジュエリーはターコイズを数珠つなぎにしたものが多いけど、モザイクで装飾した小物が気に入ってます。
ネックレスやブレスレットは使いませんから。
少数民族の風俗や文化は興味深いですよね。
だから大阪の民族博物館なんて大好きです。
おはようございます!!!
そうでした!!!
私、まだ「民族博物館」へ訪れていなかったのです😆
暫く雨なのでどこかで行ってきます!
素敵な情報をありがとうございます😊♪
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