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それはさておき、今回の目的は前回行かなかった足立美術館。それ以外にも行ってない周辺の見所を廻って大山山麓まで足を伸ばす事でした。
行った所でも出雲大社や日御碕、美保関は外せない場所だからまた行きましたが、前回は見落としていたものに気が付いたり興味の対象が変わって再認識したりと、いろいろ有意義な旅行でした。
その中で特筆すべきは伯耆大山。前回は山から遠ざかっていた次期なので、近くにある事は知っていても特に何の感慨も無く、写真すら残っていませんでした。
十数年前に山を再開してからも、大山は有名な山だから機会があれば行って見ようかという程度で、さほど登りたい山ではなかったのですが、美保関から海の向こうに見える堂々とした山容や大山寺登山口からの山頂稜線を見たら、登ってみたい気持ちが強くなりました。やはり名前の知られた山はそれなりの魅力があるものです。
大山だけでなく、日御碕や稲佐の浜から見えた三瓶山も良さげで、こちらも登りたい山になりました。
とは言え、どちらも気軽に行けるほど近くはないから、これから色々検討して来年には行きたいと思っています。
山以外で良かったのは本来の目的だった足立美術館。庭園は海外の雑誌のランキングで21年連続1位に選ばれるだけのことはあり、横山大観のコレクションも素晴らしいものでした。庭園や美術館好きなら絶対に行くべき場所の一つです。
あと以外だったのは、島根県立美術館にギュスターヴ・クールベの「波」があった事。この絵は上野の西洋美術館にあるから複製かと思ったらオリジナルでした。
帰って来て調べたらクールベは同じ題材で何枚か描いており、上野と島根の画は凄く似ているのだけど色や細部が違っていました。こういう発見も楽しいものです。
旅行と言えば土産物。松江近辺でお土産にお勧めなのが和菓子。どの和菓子屋さんでも出している「若草」が有名ですが、それより美味いと思ったのは一力堂の「姫小袖」。これは落雁なのだけど、ほろっと崩れるような食感と繊細な味わいが良いです。
次にお勧めなのは「板わかめ」。わかめを平べったく干したもので食べ方は色々あるようですが、揉み崩して炊き立てご飯に振りかけると、ほのかな塩味と磯の風味が米の甘さを引き出すので気に入ってます。昔はどこでも売っていたけど最近は売っている所が少なくなったそうです。
更にもう一つが「焼かにせんべい」。これは、せんべいと言いながら実は小麦粉で作ったクッキー。それでも味わいはせんべいで、甘くなくて蟹の風味があるからお酒のツマミにもなります。
逆に失敗した土産物は、しじみの佃煮。しじみで有名な宍道湖だから地元産と思って買ってきたら、何とインド産のシジミでした。産地偽装をしているわけではないけど、こういうのは観光地としての印象が悪くなるだけだと思うのですけどねえ。
写真1:大山寺登山口からの大山(上段左)、大山放牧場からの大山(下段左)、美保関港からの大山(下段左)、日御碕からの三瓶山(下段右)
写真2:出雲大社(上段左)、宍道湖(上段右)、足立美術館(下段左)、島根県立美術館のクールベ「波」(下段右)
写真3:板わかめ(左)、焼かにせんべい(右)
足立美術館、いつか行きたい美術館のひとつです☆
横山大観も見てみたいですし、私の好きな上村松園も所蔵しているんですよね。でもいつも見られるわけではなさそうな?大山や三瓶山と併せていつかゆっくり行こうと思います。詳しい情報ありがとうございました♪
足立美術館は横山大観の作品を100点以上所蔵しており、全部を一度に展示しているわけではないから、何が見られるかは運次第ですね。
来年の3月1日〜5月31日まで開館55周年記念で横山大観の作品を一堂に展示するとのことですから、その時期は狙い目かもしれません。
でも沢山の作品があると何を見たのか分からなくなるんですよ。
私が行った時も沢山展示してあったけど、記憶に残っているのは「無我」「那智乃瀧」「紅葉」「乾坤輝く」くらい。
上村松園もあったけど、どの作品だったか記憶が怪しいです。
足立美術館だけでなく、島根県立美術館の方も是非行かれると良いです。
作品もさることながら、美術館の庭から眺める宍道湖の夕景は絶品ですから。
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