現在、トロッコ列車(黒部峡谷鉄道)が動いていないから友達は黒四ダムから阿曾原の往復だったので、トロッコ列車が動いたら欅平から阿曽原の間も歩くと良いなどとコメントしましたが、そのときに思ったのは下の廊下は交通機関の関係で1日目の行程が若干厳しいという事。
私が行った頃は上野から金沢へ行く夜行の急行「能登」があり、それで富山まで行って早朝の富山地方電鉄で宇奈月、トロッコ列車に乗換えて欅平からスタートし1日目は阿曽原、2日目に黒四というコースでした。
今は夜行列車が無いから富山までの夜行バスになるのでしょうが、いずれにせよ欅平を出発できるのは9時か10時。コースタイムが6〜7時間なので阿曽原到着は16時か17時。普通にコースタイムで歩けるなら問題はないけど、少しゆっくりだと今頃の季節では日没との競争になる可能性もあるでしょう。
逆に黒四ダムから阿曽原でも出発は7時か8時頃、アルペンルートの混み具合では更に遅くなる可能性もあります。欅平よりは早く出発できますが行程が長いからあまりのんびりとは歩けません。
やはりそれなりの時間で歩ける事が前提のコースなのでしょうね。
昔は欅平から黒四が一般的で逆コースは少なかったけど、今は黒四から下る人が多いようですね。
確かに欅平のシジミ坂や黒四ダムの急登は下りで楽だし、阿曽原を早朝に出て黒部から北陸新幹線に乗れば早く帰れるから、黒四からの方が合理的ではあるのですが、初めて行くなら1日目は長い水平歩道に耐え、2日目にS字峡や十字峡を見る方が新鮮さがあって楽しめるのではないかと思います。
そういうわけで私のお勧めとしては、1日目は富山で観光して最終のトロッコ列車で祖母谷温泉、2日目は阿曽原、3日目で黒四という2泊3日のコースになります。
下の廊下というものの実際には廊下の半分は水平歩道を歩くから一般ルートなわけですが、忠実に廊下を辿ったら上の廊下よりずっと厳しいルートになると思います。実際にやった記録は見た事はありませんが、やった人はどの位いるのでしょうか。
黒部のパイオニアである冠松次郎の記録にはあるだろうから読んでみようと検索したら古書で7,500円!
ちょっと手が出ません。図書館でも置いてある所は少ないだろうから探すのが面倒です。
写真1:水平歩道
写真2:東谷吊橋
写真3:十字峡
私も、もう一度行って見たい気もするけど、小屋どころかテント場まで予約が必要な昨今、それだけで行く気が失せます。
もっとも、それ以前に日没までに小屋に着けるのかという大問題がありますけど。
昔の吊橋は鄙びた感じが良いですね。
冠松次郎の本は平凡社ライブラリーの「黒部渓谷」なら入手可能だと思いますがまた別の本でしょうか?
ご紹介、ありがとうございます。
内容が分からないので何ともいえませんが、それにも記録があるかもしれませんね。
先ずは、こちらも図書館で探してみようと思います。
吊橋は友達の写真と比べると、かなり鄙びてますね。
きっと何度も架け替えられたのでしょうね。
guchiさん、かっこいい!
って言うか、山靴でなければ、そこらに旅行に行ってるみたい
時代ですよね
一本取ってます(煙草)?
あの頃のテントって、煙草とアルコールの匂いが染み付いていた気がする
一時期、いわるゆ登山スタイルがカッコ悪いと思っており、いつもこんな感じで歩いてました。
でもズボンはニッカ―と同じ生地で、素材はウールなんですよ。
昔でも煙草を吸いながらは歩くことは無かったので、この時は一服付けようと煙草をくわえたら、同行者に写真を撮るからあそこに立てと言われたのだと思います。たぶん。
雨などで停滞の日はみんなテントの中で煙草を吸うから、入り口やペンチレータから煙が出てましたね。
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