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会社側はドライバーに対して、定期的に事故防止の講習を行っていました。
その時に強調されていたのが『ハインリッヒの法則』でした。
車の運転中、小さな接触事故でも度々起こす人は、いつかは大きな事故を起こす可能性があるとして、職種変更を迫られる人もいたようでした。
リスクマネジメントと言えば大袈裟ですが、山に於いても同様のことが言えると思います。
転倒、道間違い、下山遅れなど、小さなヒヤリハットを度々起こしていれば、それがいつかは大きな事故につながる可能性があります。
山の遭難件数は毎年増え続けています。
特に高齢者の事故率や、事故件数に占める単独登山者の死亡率が高い特徴があります。
自分が今まで遭難騒ぎを起こさなかったのは、たまたま運が良かっただけかも知れません。
末永く山を楽しめるよう、山に対して謙虚であり、絶対に事故は起こさないという気概を持ち続けるべきだと自戒しています。
ハインリッヒ・ハラーがそのような法則を編み出したのかと感心しましたが、全然別のハインリッヒさんでした。(笑)
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