この処、面白いと思う投稿文を読んでいなかったが、3月号では久々に面白いというか、懐かしい気持ちにさせられる文章を読んだ。
関西の中年女性とそのご尊父の父娘山行で、馬場島⇒大猫山⇒猫又山⇒ブナクラ峠⇒馬場島へと日帰りで周回された紀行文である。
健脚なら中高年でも難しい行程ではないが、ご尊父には年齢的に可成りハードだっただろうと推察している。
文章の最後で、早月尾根を日帰りした地元女性との対話があり、双方とも日帰りしたことにびっくりし合ったという。
関西弁を交えての、臨場感溢れる文脈に拍手喝采であった。
馬場島からブナクラ峠⇔白萩山⇒猫又⇒大猫⇒馬場島へと周回したり、無雪期の毛勝三山を縦走したりしていたのはつい数年前である。
すっかり体力の衰えた今、のめり込んでいた往年の山々が限りなく懐かしい。
それは、ハードさにも正比例しているような気がする。
※ 当時の”山と高原地図”に東芦見尾根のルートは記載されてなく、ヤマケイの【北方稜線の山々へ】を参考にした。
また、地図に記載されているブナクラ峠は位置が違っていた。
(左) 赤谷山から池ノ平山、剱岳
(中) ブナクラ峠付近から旭、白馬、白馬鑓
(右) 大猫山から釜谷山、猫又山
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