|
|
|
画像�供‖臑罐姥供ζ�出ヶ岳
画像�掘“�ヶ原・王ヶ頭ホテル前
今夏、梅雨明け後は例年に比べて好天の日が多かったと思う。
ヤマレコで中部山岳の山行記録を見ても、早朝は快晴、午前8〜10時頃から雲が湧き始め、午後はガスで展望不良というのが多い。
日本アルプスの夏山は、好天でも午後は必ず（と言い切れる）ガスが湧くので、快晴下の大展望を楽しむには山頂に泊まるか、丑三つ時に登山口を出て山頂へは夜明けに合わせて登るしかない。
体験的に、40代から60歳くらいまでは、山の体力はあまり落ちないような気がする。
猿倉を真夜中に出て、白馬岳頂上で小屋泊まりの方々に混じってご来光を拝み、その日は祖母谷温泉に泊まり、1泊2日で後立山を横断したのは60歳過ぎだった。
体力の衰えや体調不良を感じ始めたのは60代前半からで、60代半ばでは病院で検査するたびに次々と不調が見つかった。
ある主治医は、「昔ならとっくに死んでいた」と言ったが、私自身は山へは頻繁に行っていたし、定年退職後は暇つぶしのパートにも行っていたので、医師の言葉がまともには信じられなかった。
60代後半では身体のあちこちの不調が深刻になり、山はドクターストップが掛かってもやめる訳には行かないので、暇つぶしのパートは辞めた。
パートの時は、明日好天だと分かると有給休暇届を出して山へ行き、現役の勤め人の頃とは大違いの気楽さだった。
今は毎日が日曜日で、好天の日を選んで山へは行けるが、体力が気力について行けなくなった。
思い通りに歩けなくなり始めた頃は、『こんなはずではなかった』と思うことが度々あったが、日を重ねるごとに、思い通りに歩けないことを自覚するようになった。
若い頃は、職場の同僚が年金の話をしようものなら、その場からすっくと立ち去っていたが、今はその年金等のみでの”不労所得者”となってしまった。
個人差はあるが、普通のサラリーマンの場合、定年退職を機に生活環境が大きく変わるので、それまで潜在していた身体の不具合が表面化しやすいように思う。
仕事をしながら山にのめり込んでいたのは、過ぎてみれば短い間だった。
身も心も山に取りつかれ、自分自身を『山登り依存症』だと心の中で自嘲していたこともある。それは、治療費の掛からないビョウキだと。
人生の一時期、身の回りのあらゆることをすべて忘れ、山にどっぷりと浸かるのも有りだと思う。
浮き世のしがらみや人間関係の煩わしさから解き放たれ、大自然の懐に抱かれて眠る夜の、山との一体感は至福のひと時である。
今、その盛年期の方々には一日一日を大切に過ごして頂きたいと思う。
今日という日はもう二度とは来ない。
そして、山に入れば感性を研ぎ澄まして山の素晴らしさを味わって頂きたい。
盛年重ねて来たらず……めくりめく過ぎ去りし日々が限りなく愛おしい。
自分は、当年62歳です。
56歳で、脊柱管狭窄症で、歩けなくなり手術。
今年足の痺れが酷くなり、今度は脊柱滑り症で、医者家曰く、手術しても痺れをとれる保証は無いと言われ手術しない事に、、、
何時まで山に登れるか分かりませんがお互い頑張りましょう。
私は脊柱管狭窄症に脊椎側弯症を併発しています。
両下肢のしびれは勿論ありますが、大学病院の脊椎専門医は、「歩けるのであれば、手術をするより薬で痛みを和らげるように」とか「手術をしても痛みがなくなるとは限らない」と言われ、関節痛に効く薬と、痛みの神経に作用する薬を処方されました。
また、血栓症を起こしやすい体質で、血液をサラサラにする薬や、極度の内臓下垂で整腸剤なしでは便が出ず、それらの薬は生涯飲み続けることになりました。
お互いに事故だけは絶対に起こさないように、末永く山の素晴らしさを楽しみましょう。
コメントありがとうございました。
60歳過ぎに、1泊2日で後立山を横断！
凄いですね。やっぱり、ずっと登っていらっしゃるとそうなるんですね。
ご来光、いいですね。
私はご来光のために登る事はあまりしませんが、4時くらいに早目に出発する事が多いので、朝日が昇ってくるのを見るとわくわくします。
そして、必ず写真を撮ってしまいます。
もう、今年は山はいいかなと思っていましたが、一日一日を大切にと言う言葉をいただいて、後ひと頑張りしてみようかなと思って来ました。
＞もう、今年は山はいいかなと思っていましたが、…
空気の澄み切った好天の秋山はガスが湧くことも少なく、紅葉した原生林の美しさは年間を通して最も美しい風景だと思います。
この日記は重いザックを背負って山にのめり込む姿のptwさんを意識して書いた部分もありました。
本気で申し上げますが、移動性高気圧に覆われる秋は晴天が続くことがよくあります。
日常生活を優先なさって、もしお時間がありましたら是非秋山に足を運んでみてください。
コメントありがとうございました。
takayama2さん こんばんは 初めまして
夏の遠征が終わると、ぼ〜っとしてしまします。
秋は身体も楽になって、夏とは違う空が好きです。
『盛年重ねて来たらず』いい言葉ですね。
でも、渦中にいる時には気付かず、
この盛夏がずーっと続くような錯覚さえもありました。
私は、パーティー山行を主としているのですが、
20歳年上の山友が、70歳を過ぎた頃から、
『50代が一番行けるよ。もう高山には付いていけないから、若い人で行っといで』と、送り出してくれました。
その彼女もこの春先に転んで、回復が悪く、
今月の山行に欠席の連絡が入りました。
その事が重なって、ちょっとうるっとなってしまいました。
今は、分岐点に来たのかな？とも思っています。
自分が、フォローできるほど若くも体力もないのですが、
また、来月も誘ってみようと思います。
取り留めもない、コメントで失礼しました。
jikyoonさん、始めまして
今の時刻から20時間あまり前に家を出て、今日は越後の山へ行き、先ほど帰ってきました。
くたくたに疲れていますので、明日の夜までに改めてリコメントを差し上げます。
コメントありがとうございました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する