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渡辺恒雄氏は現在94歳、終戦時は19歳で、学徒出陣も体験されています。
戦前〜戦後の政界に、報道する立場として深く関わって来られ、その内幕がどういうものだったかを語る姿勢は極めて生々しく、迫真的でもありました。
安倍前総理の桜を見る会など比べるべくもなく、国会の報道機関のカメラの前で堂々と札束が配られていたようです。
総理大臣を誰にするかも、政界のリーダーの間で密約が交わされていたようですが、蓋を開けてみれば密約は反故にされ、”騙し騙される関係”でもあったようです。
菅総理誕生は二階幹事長の采配によるところが大でしたが、持ち上げておいて落とされた岸田さんが気の毒でした。
何事によらず、今あることは昔からあることで、金銭授受など昔は今以上に露骨で大胆だったようです。
ナベツネさんが力を込めて仰っていた、戦争に対する批判的な見解は、私は正論だと思います。
太平洋戦争へと突き進んでいく軍部の独裁をなぜ止められなかったかを深掘りして聞きたかったのですが、国政の中枢機関が徹底して上意下達だったのだろうと思います。
310万人もの死者を出していますが、以前に見た別のTV番組では、階級を持っていて生き残った将校の多くは、復員後は要職に就いているそうです。
兵卒者として生き延びた戦争体験談からは、想像を絶する凄惨さが感じられました。
NHK-BSで深夜には、新聞などの番組欄には出ていない素晴らしい番組が放送される場合があります。
多くは再放送ですが、非オンデマンドで見たい人から再放送の要望が多いのだろうと思われます。
例えば、紅葉期の北アルプスドローン撮影や、山岳写真家 白川義員氏のヒマラヤ大空撮など、息をのむ風景に圧倒されます。
深夜は特に山の映像が多いようです。
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