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今回に限らず、最近はいつも歩き始めてから2〜3時間経つと腰が痛くなり、それが下山後も続いていました。
下山後は一週間ほどの間、短くても3〜4日間は痛みがひどく、その後は徐々に解消していましたので、目標としていた次の山行に出かけていました。
今回は一週間を過ぎても激痛が回復する兆しがないので、掛かりつけ医(深谷日赤)で受診しました(5/12と5/19に受診、担当医は水曜のみ)。
レントゲン検査では特に異常は認められませんでした。
19日は整形外科のあと、麻酔科で鎮痛薬を処方されましたが、激痛は全く解消しませんでした。
改めて、24日にMRI検査を受け、26日に掛かりつけ医から検査結果を聞きました。
結果は、腰椎圧迫骨折でした。 https://doctorsfile.jp/medication/521/
深谷日赤の整形外科医にはずっと以前から腰痛で診察を受けていましたので、今回、急に痛みがひどくなったことについて、思い当たる行動などは聞かれることがなく、私も5月4日の山行後にひどくなったことは言いませんでした。
歩き始めて2〜3時間後から痛み出し、長時間前かがみで痛みに耐えて歩いたことが、圧迫骨折の要因ではないかと思います。
今までは下山後数日で回復していたのですが、実際はすでに登山を楽しめる身体ではなく、”爆弾゛を抱えて山を歩いていたようなものでした。
26日は整形外科のあと、装具(腹部と胸部を覆う大きなコルセット)の業者から採寸され、6/2から装着することとなりました。
圧迫骨折は患部を固定し、半年間は安静にする必要があるようです。
骨密度は定期的に測定し、標準よりも良好ですが、若い頃から脊椎側弯症で、中年から脊柱管狭窄症も併発し、循環器や消化器にも基礎疾患があり、手術となれば輸血が必須となるそうです。
血液増殖性疾患でワーファリンを服用しており、大腸内視鏡検査でさえ二日前から服用を止められます。
あと一回行けば山行日数が丁度1000日になりますので、梅雨入りまでに沼田市側から雨乞山(1067.9m、好展望らしい)へ行くつもりでしたが、CT往復2時間足らずの山でさえ今後行けるのかどうか分からなくなりました。
所詮、山登りは道楽なので行けなければ、それで諦めるしかないと思います。
家族には有無を言わせず山にのめり込み、好き勝手に生きてきた山人生でした。
山で遭難するかしないかは、紙一重であり、瞬間的な足運びの差異だと思います。
登山道のない山や雪山へも数多く行き、無事だったのはただ単に運が良かっただけだと思います。
山へ行けなくなったことでストレスが溜まることはありませんが、生きとし生けるものとして避けられない最期が少しずつ近付いているような気がします。
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