|
|
|
質問箱
https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=3736
日記(全体に公開)
https://www.yamareco.com/modules/diary/49299-detail-145752
この他にも携行を推奨するものがありましたが、実際に襲撃してきた熊にスプレーし、被害を免れたという記事はヤマレコを含め、ネットには存在しませんでした(実際にはあるものの、私が探し出せなかったのかも知れません)。
本州(ツキノワグマ)でも北海道(ヒグマ)でも熊は何度も見かけたことがあります。
全てが急に接近したのでなく、遠くにいて、私の存在には気付いてないようでした。
北海道の知床は熊の生息密度が高いと言われ、硫黄山から羅臼平へ縦走していた時には、南岳南側の新しく切り開かれた登山道から二ツ池の近くには二頭の熊がいるのが見えました。
かなりの距離があり、二つの鈴を鳴らしていましたが熊には聞こえなかったようです。
鈴の音が聞こえるようになれば立ち去るだろうと思って躊躇なく進み、二ツ池に着いた時にはいませんでした。
車でニペソツ山登山口へ向かう途中の十六の沢林道(未舗装)では、車の前方に親子と思われる熊三頭が飛び出しました。
一頭は間もなく薮に入りましたが、残りの二頭は暫くの間、車の前方を林道奥へ走り続けてから藪に入りました。
熊が走る姿を後ろから眺めていたのですが、前足が短いので頭を上下に振り、身体の向きは進行方向から少し右斜め(／形)に傾いていましたが、それでも進行方向には真っ直ぐ走るというユーモラスな姿勢でした。
熊除けスプレーは飛行機には搭載禁止であり、使用期限(≒有効期限)もあり、ヒグマ対策として実際に使用するには瞬間的かつ確実に噴射できる体勢でなければなりません。
ヒグマの目、鼻、口に対して噴射が的中すれば有効ですが、ヒグマとの距離や風向き、土地の形状などによっては、かなり難しいような気がします。
４〜5mまで突進して来ても、頭を上下に振っていますので急所を狙い撃ちでスプレーするのは至難の業だと思います。
スプレーが命中しなければ熊を威嚇し、逆上させることになり、一瞬にして命を危険にさらすことになるでしょう。
熊がゆっくり近付いて来るならともかく、至近距離で遭遇した時は、熊は自分を守るために相手を容赦なく襲撃します。
一度でも人を襲い、それが餌であることを学習した熊は積極的に人を襲い、駆除された例が過去に何例かあります。
熊スプレーを確実に熊に対して瞬間的に噴射するのは極めて難しいと思います。
有効性については確実でしょうが、突進して襲い掛かって来た瞬間に効果的に使えるかどうかの有用性については甚だしく疑問に思います。
お守りとして持つか、安心感が得られるので持つかは、また別問題として。
スプレーが熊対策として有用だとする意見を否定するつもりは毛頭ありませんが、登山の利便性を考えると鈴で十分だと思います。
鈴も色々ですが、錫製(銀色)ではなく、真ちゅう製で遠くまでよく鳴り響くものがベストです。
北海道へは2001年から2015年まで、計7回(移動日を含めた延べ日数は61日間)行きましたが、高品質の真ちゅう製の鈴を常時二個鳴らしながら歩きました。
至近距離で熊を見かけたことは一度もなく、この体験から熊対策としては真ちゅう製の鈴で十分だと、私は確信しています。
画像�機ー眄修領�(ネットの広告から)
画像�供／随�製の鈴(ネットの広告から)
画像�掘｜両欧瞭鵐鎮咾肇�ッカバケ岳
登山で熊に会ったことはありませんが、義父が北海道の猟師で代々マタギの家系です（さすがに祖父からは普通の仕事をして空き時間に猟友会として活動してます）。
その義父が｢熊には絶対に抵抗したらダメ｣と言ってました。
鉄砲を持っていても、1発で致命傷を与えることは難しく、致命傷を与えないと逆上して襲ってくるそうです。
スプレーなどで行動不能にすることは難しいから下手に抵抗せず目を離さないようにして動かない、低くから次第に大きい声を出していく、クマが動かないようなら目を見て声を出したままジリジリと後退するなど教えてもらいました。
やはり遭遇しないように鈴とかで知らせながら歩くことと、キャンプ場などはあまり立ち寄らないようにと言ってました。
Sakura-san さん、始めまして
ヒグマは国内に生息する最大の動物であり、ツキノワグマより狂暴ですので、ヒグマと格闘しても勝てるはずがありませんね。
https://kurashi-no.jp/I0027266
一部のサイトには万一に備えて鉈を携行するように、とありましたが、却ってクマを逆上させかねません。
絶対と言えるほど、出合わないように注意することが必須ですね。
二ツ池は幕営適地であり、「人間が残して行ったものはないか？」とクマが餌を探して出て来てもおかしくありません。
背後のオッカバケ岳は端正なおっぱい形であり、ここにテントを張って過ごす一夜は大自然の懐に身をうずめる感じでしょうね
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する