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★笈ヶ岳(2003年5月2日、雲の全くない快晴)
白山自然保護センターから入るのが一般的のようだが、私は中宮発電所貯水池入口から行った。長い間 山歩きを休んでいたため疲れ易く、下山まで13時間以上掛かった。
この山行のためにピッケルを買ったが、一度も使うことはなかった。
★佐武流山(2008年5月4日、絶景=越後三山、守門・浅草、妙高など)
2003年10月に中津川林道ゲートから一般ルートで行ったが、頂上は針葉樹林に囲まれ苗場山方面のみ展望有り。残雪期は足元が高くなる分+アルファ(雪山の美しさ)が楽しめる。
今回は野反湖から白砂山経由で日帰りした。ノ―アイゼンでカメラなし、いつも使っている重いデジイチは持って出なかった。軽装備が功を奏し、往復歩行時間10時間半、休憩1時間。白砂山〜佐武流山間は往路2時間20分。
長時間&長距離を歩くトレーニングを積めば、ぬかるみの多い一般ルートより展望も良く、面白い雪山ルートだと思う。
★景鶴山(2001年5月10日、2011年4月30日)
2001年は鳩待峠経由の日帰り。GW過ぎの平日だったので、絶景の眺望を貸切で堪能。山頂の東側直下は雪解けが進み、絶壁状。立ち木に掴まって身体を引き上げる。
2011年は富士見下から入り、燧小屋泊。翌日、景鶴〜大白沢〜スス〜岳ヶ倉へと周回する計画だったが、景鶴の西側直下(樹林帯の急斜面)がとても悪く、周回を断念する。
★大佐飛山(2008年4月20日)
木俣巻川林道の巡視路登山口から(百村山まで20分)。大長山付近まではガスで展望なし、その後 那須連山が見え始める。山頂は木に囲まれ、展望不良。アイゼン使用せず。尾根は快適に歩けたが、樹林帯では度々陥没する。
雪稜の分岐が多く、何れもやや左方向に進むのが正しい。GPS携行が望ましい。無雪期に横川牧場から男鹿岳へ行った時より楽だった。
★堂津岳(2010年4月30日、信州百名山で唯一登山道なし)
奥裾花観光センターから休憩舎までは除雪済み。以降はずっと雪の中、6爪の軽アイゼン装着。稜線へ上がるまではルートが分かりにくい。天候は一応晴れで、東山と雨飾〜金山〜焼山はよく見えていたが、妙高〜火打は雲でどんより、高妻〜乙妻は雲に隠されていた。
前年11月に中西山へ行った時、堂津岳への稜線分岐には“登山道開設中、立入禁止”と書かれたテープが引かれていた。
★安房山、白谷山(2010年5月9日、快晴)
安房山には残雪期と無雪期に行った。
手元の登山地図で、安房峠〜十石山間は黒の微かな破線がある。安房山には大きな電波施設があるので、その建設時の作業道だったのかも?安房山〜十石山は踏み跡の全くない猛烈なヤブ。
安房山頂上は灌木の矮小林だが、残雪期は立ち位置が高くなるので西側以外は絶景。八ッ、南ア、中アも見える。西側は深い針葉樹林帯。白谷山は360度の展望。残雪を踏んで白谷山のみ行くなら細池を北西に進み、県境尾根から上がるのが良い。
★草津白根山(2007年4月30日、快晴)
志賀草津道路の広い有料駐車場は無人だが開いていた。残雪を踏んで湯釜を一周した後、逢ノ峰経由で本白根山へ。よく整備された登山道から、から釜への下りから外れて最高点へ向かう。この時季、最高点を踏んでみようと思う人が多いのか、針葉樹の雪面には多くの足跡があった。山頂には少し木があるが展望には支障なく、360度見渡せる。
※ 国道の冬季閉鎖が解除されても、有料駐車場周辺は火山性微動のため昨年同様駐停車禁止と思われる。白根山登山については関係先に確認する必要あり。
★武尊山塊・西山(2014年1月25日、高雲り)
残雪期しか登れない山で、スキー場のリフトやゴンドラを使って簡単に登れる山はないか・・・・・そう思いながら山地図を眺めていて探し出したのが西山だった。
入山届を出し、標高1690mのゴンドラ山頂駅へ。山頂までの標高差は約200m、距離は短いし、急斜面はなさそうなので残雪期ではない1月下旬、ワカンで行く。上りは1時間20分、拡大した地形図を携行したが途中で広げることはなかった。陽は全く差さない曇天だったが、雲やガスの掛かる山はなく、素晴らしい展望が得られた。
山頂からは、尾瀬の荷鞍山から沖武尊まで丁度東側180度が絶景、燧は樹間から見える。燧〜沖武尊を結ぶ西側は樹林で展望皆無。
★佐渡山(2014年4月11日、雲の全くない快晴)
高妻山と黒姫山との間にある。大橋林道分岐(右は黒姫山)を左へ進み、橋を渡った先で右の尾根へ。頂上は360度の絶景。黒姫山は逆光だったが、高妻〜乙妻、妙高〜火打は非の打ち所のないパーフェクトな眺望。標高差約690m、登山口から頂上まで2時間少々、急斜面や尾根の分岐がなく、雪山ルートの入門コースといった印象だった。
★御巣鷹山(2014年4月23日、黒姫山の中央火口丘)
天候晴れ。黒姫山登頂後、七ッ池へ向かって斜面を斜めに下る。七ッ池の少し北から御巣鷹山へ。山頂標識はなかったが、枯木にテープが巻かれており、山頂だと分かった。頂上は全体的に針葉樹が茂るが、あちこち移動すると高妻〜乙妻、妙高〜火打のよく見える所があった。下りは西登山道を歩いたが、トレースも目印も全くなく、大ダルミまでは少し不安だった。
★獅子ヶ鼻山(2014年2月26日、快晴)
※ヤマレコに山行記録あり。
画像1 佐渡山からの妙高方面
左から天狗原〜金山〜焼山〜影火打〜火打〜黒沢岳〜三田原山〜妙高。
画像2 安房山から穂高方面
焼岳の左奥に笠ヶ岳、西穂の左奥には微かに槍も見える。
画像3 草津白根山頂上近くから土鍋〜御飯
キッチン名称の彼方に北アルプス全山が横長の白帯と化し、棚引いていた。
おはようございます。またコメントしますね。
これらの山の中で未踏なのは草津白根山と獅子ヶ鼻山ですね。草津白根はいつ登れるのか分かりませんが、獅子ヶ鼻山は今なら登ろうとすれば登れるでしょうね。ただ、諸事情によりここ数年の残雪期は福島方面を優先しているので今週末もそちら方面の予定です。
登った時期は全て残雪期です。御巣鷹山は一度籔が出てしまった時期に挑戦しましたが、笹が酷くて断念しました。今は無雪期の長時間藪漕ぎの経験を積んでいるので、御巣鷹山程度なら無雪期でもやれるかもしれません。
アカンダナ山と合わせて登った白谷山は本格的に残雪の山を始めた最初の山で、この時に初めて12本爪アイゼンとピッケルを使いました。山頂直下の開けた雪稜線は結構ビビりました。
笈ヶ岳は連休中に白山自然保護センターから登りましたが、あまりの人の多さに驚きました。そのうちに夏道ができてしまうのではと感じるほどでした。
佐武流山はまだ夏道が復活する前に登ったので、除雪が終わって道路が開通した直後の野反湖から2泊で往復でした。当時はこれが一般的なルートで県境尾根上にはあちこちにテントが張ってありました。
景鶴山は何も考えずに2004年に登ったら標高が2004mだったのが影響したのか、登山者が多くて驚きました。どう見ても雪に不慣れな大パーティーまでいました。12本爪にピッケルは不要の長物でした。
toradangoさん、コメント有難うございます。
佐武流山について、野反湖から行ったことを書き忘れていましたので、編集して書き加えました。
私が200名山全座登頂を目指した当時、笈・佐武流・毛勝は夏道なしでした。今は笈だけですね。新しく登山道が拓かれることなく、手付かずの大自然がこのまま残って欲しいと思います。
草津白根の登山について草津町役場に問い合わせましたら、国道の冬季閉鎖解除後も立入が規制されるのは湯釜方面のみで、最高点は規制範囲外だそうです。
国際スキー場のサイトでは、現在リフトもロープウェイも動いているようですので、最高点へ行くには今がチャンスかもしれません。(登山者がリフト&ロープウェイを利用できるかどうかは未確認です。)
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