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◆五葉山(岩手)、◆泉ヶ岳(宮城)、◆乳頭山(秋田・岩手)、
◆太平山(秋田)、◆祝瓶山(山形)、◆摩耶山(山形)、
◆一切経山(福島)、◆大滝根山(福島)、◆二岐山(福島)、
◆七ヶ岳(福島)、◆男鹿岳(福島・栃木)、◆荒海山(福島・栃木)、
◆浅草岳(福島・新潟)、◆八溝山(福島・茨城)
福島県以南の8座は早くから完登していたが、東北中部〜北部の山は未完のまま残っていた。行かなければ行かないで済むことだが、未踏であることがいつまでも気に掛かり、心の中でシコリとしてわだかまっていた。このシコリを解消するには行くしかないと・・・・・
私が登山を始めたのは日本百名山の完登が目的で、そのついでに近くにある二百名山に登り、当初 三百名山は全く頭になかった。二百名山が終了し、百名山の二回目も終了した時、三百名山はあっちこっちに散らばっていた。なので、長い間 東北北部の三百名山は行こうと思わなかった。膝を壊し、加齢で体力が衰えてくると、標高が低く短時間で登れる好展望の山に憧れ、東北北部の山を目指すことにした。
乳頭山(烏帽子岳)と太平山は今年5月25日、五葉山と泉ヶ岳はその翌日の26日に登る。登山所要時間以上に、移動の時間が長かった。その時点で摩耶山だけが残っていたが、先日の6月19日に登る。この日、新潟県地方は梅雨入りしたが、下越は晴れており、前々から気になっていた至高の山名・日本国にも帰路に立ち寄る。
昨年7月中旬の祝瓶山ではマダニにやられる。鈴振尾根はヤブではなかったが(>_<)。 マダニ咬症は知床連山縦走時に次いで二度目。
荒海山の二度目は栃木百名山踏破として栃木県側から登ったが、これはとんでもない激やぶだった。登りに歩いたからこそ下りのルートが分かったが、福島県側から登り、栃木県側へ下るのはルーファイに困難を極めるだろう。
男鹿岳は14年前の11月下旬、横川放牧場からひょうたん峠経由で。塩那道路建設時の資材運搬路だが、廃道化が顕著でスズタケの猛烈なヤブ漕ぎで時間が掛かるうえ、上部は前日の雨で笹が濡れ、ズボンはびしょ濡れ。日帰りでは明るいうちに下山出来ないので引き返していたところ、千葉の単独行男性と行き会う。
二人で登頂し、塩那道路を月明かりで板室温泉へ下り、タクシーで横川放牧場へ。この時の記録を『一期一会の男鹿岳』と題して、山渓の読者紀行文として投稿したが、本誌には載らず(-。- )
未踏の頂きには新鮮な感動&喜びがある。どの山に登っても、登る前に抱いていた興味や好奇心、探求心が打ち砕かれることがない。
その意味で、山の素晴らしさとは眺望の良さもさることながら、心で感じる充実感、目的達成感だと思う。
画像1 祝瓶山から大朝日岳
画像2 乳頭山(名は体を表さず

画像3 二岐山から北西方向の眺望
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