先日、飯縄山に登りました。
目の前に聳えるカッコイイ戸隠山も登りたかったけど、
私には登る技量がないので、登りませんでした。
いつか登れるようになりたいものです。
このGWではまた遭難が多発したそうですね。
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〜端的に言うと「春の穂高に登るべきでない(登る技量のない)人が、
大勢登ってしまっているから」ということです。
(中略)
安易な考えのその行いが、いったいどれほど他者へ迷惑を及ぼすのかを、
どうか思ってください。
こんなことがいつまでもくり返されていては、
いづれ穂高は誰もが自由に登れる山ではなくなってしまいます。
(穂高山荘の方のブログ「ぼちぼちいこか」5/3の記事より)
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この「誰もが自由に登れる山」とは、どういう意味だと思いますか?
ある方のコメントでは、
「誰もが自由に登れる山とはハイキングレベルのはずだ」
みたいなことを語っていて、
もうその時点で「はぁっ?!

「ブログ主は『技量のない人は登るな』と言ってるのに『誰もが自由に登れる山…』というのは矛盾している」
などのたまっていて、もうなんだか、イチャモンというか屁理屈というか、
まず前提の段階で間違ってると思うのですが。
山は、基本的に、誰もが自由に登れます。
日本の一般的な山には登山道が作られ、山麓には駐車場があり、山の上には山小屋があったりします。ごくわずかに女人禁制なんて山もありますが、それを除けば、登山そのものが禁止されている山は別として、「登ってはいけない人」はいません。
誰もが自由に登れる山。
登ってはいけない人がいるのではなく、登れない(技術がない)人がいるだけです。
本来、誰かが禁止するものではなく、自分で「登れない」と判断出来なければいけない。
「誰でも自由に登れる」というのは、いわば基本的人権のようなもので、
「自分が登れる技量があるかどうか」は全然別の話です。
「誰でも簡単に登れる山」とは、意味が違う。
「登る権利」は常に、「無事に帰ってくる義務」と対をなします。
「自由」とは、責任を伴うこと。
自由な分だけ、誰を頼ることなく自分で判断し、
自分の行動に責任を持たなければならないのです。
「未熟な人は登ってはいけない」という単純明快な意見に納得できない人は、
残念ながら自由を享受できる判断力があるとは思えません。
私も最初の頃は、「山なんて歩いてればいつかは頂上に着く」なんて思ってたけど、
それでも、「まぁ、登れない山もあるけど」ぐらいはわかってましたよ

それが当然でしょう。
そもそも雪の穂高を、技量もないのに「怖い」と思わないんでしょうか。
遭難が起きると、「山(の怖さ)を知らない人が多い」なんて言うけれど、
私は、「自分を知らない人が多い」と言った方がいいと感じています。
何人かベテランの方とお話したことがありますが、
「山に登る前は、いつも怖いよ」
と語っておられたことが印象的でした。
私も怖いです。
私の怖さは自分の無知と技量の低さから来る不安が大きいですが、
彼らの怖さは、山への畏怖、畏敬の念です。
十分な技術と経験を積んだ方でさえ、
不運な天候変化や一瞬の気の緩みで命を落とすことがあるのが山。
山の技量があるということは、
経験を積まずに一足飛びで難しい山に登れるかどうかではなく、
まず第一に、自分の能力を正しく把握し、
今の自分に合った山に登る判断力ではないでしょうか。
本当に高いプライドは、人を地道にさせる。
目線を上げたまま。
(漫画「ちはやふる」より)
こんにちは、imoneeさん。
ハチローさんのブログ、私も読みました。
imoneeさんの仰るとおりですね。
なぜあんなに炎上(?)するのが理解できません。
私にとっての穂高や槍は(他にもたくさんありますがね)、憧れの山ですが今の私には登ることはできません。
そう、私の経験や技術では「登ってはいけない山」です。
そう、怖いのです。
どんな山でも、山は怖いです。
奥多摩でも足を滑らせたら最後なんて場所が普通の登山道にいくらでも有ります。
ここでコケて怪我したらどうしよう…などと、何時もいろんな事を想像しながら・ビビリながら歩いてます。
色々言いたいこと(書きたいこと)はたくさん有りますが、頭が悪いので文章にできまへん😂
imoneeさんの仰る通りだと思います。
(^^)naotom3さんこんにちは。
>なぜあんなに炎上(?)するのが理解できません。
まったく同感です。
実は私は遭難した方がどうのこうのってわけじゃなくて(詳しく知らないので)
あくまでもコメント欄の人に腹が立ってしまって
思わず日記に書いてしまいました
imoneeさん、こんにちは。
山(自然)は怖いんです!
でも、この頃は安易な情報が流れすぎで、誰でも行けそうな錯覚を起こさせる。
自分の力量と不釣り合いな山に、チャレンジするのは良い!でも、「撤退する勇気」も持ちたい。
・・・30数年前の避難小屋(天候の回復待ちで3泊後下山)でご一緒した男性に、教えてもらった言葉です。
>本当に高いプライドは、人を地道にさせる。
>目線を上げたまま。
>(漫画「ちはやふる」より)
このセリフ好きです!
もっとも昨日映画を観てきたので、印象に残っているんですが
話が散文的ですみません。
お邪魔しました。
(^^)jikyoonさんこんにちは。
う〜ん、私はあまり情報のせいにはしたくないですが…
チャレンジするのも、間違って不釣り合いな山に登ってしまうこともあるでしょうけど、「ここからはムリやな」って自分でわかればいいンですけどね。
私も、槍の穂先は怖いけど、肩ノ小屋までは行ってみようかなと思ってるし
ちはやふるはスポ根かるた漫画なので人生に役立つ?名台詞多いですよ
imoneeさん
はじめまして。
わたしもそのブログ読みました。
そんなに炎上してるとは知りませんでしたが。
まだまだ初心者で高山も行ったことがないので語れることは何もないですが、やはり高い山、憧れの山へ行きたい!という気持ちはあります。
けれども安全第一、無理はしない、自然に対して謙虚な姿勢で向き合おうと改めて気を引き締めました。
自分を知ることも山の面白さのひとつかもしれないですね。
いちゃもんをつける人もいてるかもしれませんがハチローさんやimoneeさんのブログを読んで改めてしっかり考える人も沢山いると思います。
(^^)nok83さんこんにちは。
私は今回の遭難事故そのものではなく、ブログのコメント欄の意見が気になったので日記に書いちゃいまして
ほんとは人のこと言えるような技量は持ち合わせてないので恐縮です
imoneeさん、こんにちは。私も読みました。山は自己責任、その責任とは心配をかけない、迷惑をかけない、そう言うことですよね。その中で多いに楽しむ。自己のスキルを見極め安全第一、これからも安全にそして楽しく山登りしたいですねー。私は超初心者なので石橋を叩き割る勢いの亀です(笑)
(^^) jin_0startさんこんにちは。
私も永遠の初心者なのに、生意気な日記を書いてしまいました
遭難した本人のことじゃなくて、コメント欄の人にムカついてしまって
自分もケガ・遭難しないように気をつけなきゃですね
こんばんわ
穂高山荘さんのブログ・・・私も熟読しました
はじめは自分には縁のない山の話だと思っていました
でも、低山しか出掛けない自分にも数えきれないほどリスクは付きまといますし、リスキーな低山もたくさんあります
>何人かベテランの方とお話したことがありますが、
「山に登る前は、いつも怖いよ」
と語っておられたことが印象的でした。
私も怖いです。
全く同感です
どんな楽なハイキングに出掛ける時も、「もしかしたら遭難するかも知れない」「山で帰らぬ人になるかも知れない」なんて、毎回考えています
そんな漠然とした「危機意識」が大切なのかも知れないと思っています
(^^)air_4224さんこんばんは。
低山でも怖いことよくありますよね。
高山と違って木が生い茂ってるから暗いし見つかりにくそうだし…
山では臆病なくらいの方がいいと思っています。
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