速くても遅くても幾数km

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2025年09月05日 22:19山雑記全体に公開

(￣∀￣)
前にもこのネタ書いたことあるような気がするケド
ログを取るようになってから
『歩くペース』が表示されるのが嬉しいです。
私は歩くのが遅いので「1.6～1.7」なんてこともザラですが

冬の低山歩きなら「1.0～1.1」ぐらいのこともあるから
好タイム（？）が出るとやっぱり嬉しい

私は中学の時一緒に学校に行っていた友達の足が異常に速かったので
私も（あくまで女性としては）歩くのが速くなりました。
なので山登りを始めてからもしばらくは、
「自分は足が速い」と思い込んでいました。
初めて登山っぽい山歩きをした大菩薩嶺において、
うろ覚えの脳内地図で登り、人の少ない丸川峠ルートで不安になり
林道に出る寸前で「道に迷った」と思い込んで
((((;ﾟДﾟ))))ガクガクブルブルした苦い思い出がありますが
この時、朝と帰りに会った通りすがりの男性に
「速いですね」と言われたのです。

当時はまだ登山者同士で声を掛け合う文化を知らなかったので
『何だよコイツ

誰だよ』とうさんくさく思っていたのデスが
何しろ男性に「速い」と言われたのですから、
そりゃ「私、速いンじゃね？

」と思ってしまうのも
無理のない話です。
実際にはペース配分を考えずに歩いてただけなンですけど。
（そして今でも配分などろくに考えていないのだが）

しかも下りは登りの半分の時間でイケると思い込んでいた

下りの方がツライと知ったのはわりとすぐでしたが（そりゃそうだ）
初心者ってかなりバカなンです（私だけ？

）
そもそも体育の成績が２だった私が
何で山登りだけ速いと思うンだよとツッコミたくなりますが
何度も登るうちに、自分のコースタイムは
標準コースタイム（山と高原地図）の1.3倍ぐらいだなと
気が付いたので、以前日記に書きました。
1.3倍の法則（2018年07月25日）
https://www.yamareco.com/modules/diary/79241-detail-169426
しかし、よく読むとこの時からすでに、
テントを背負ったアルプス登山では1.5倍以上かかると
コッソリ結論を出していたのです

現在はさらにのろくなって
標準コースタイム×２倍で計算しても間に合うぐらいの
安全すぎる計画を立てがちになってます。
鳥海山を２泊３日で登る人はあんまりいないンじゃないかと思いますが
山をたっぷり楽しめるのでサイコゥーです

ま、そのぶん天気が崩れる可能性も高くなってしまふのですが。
とにかく私は歩くのが遅いので、
他人の山行記録のコースタイムはほとんど確認しません。
「コイツが登れるならアタシも…」などと思ったことはないです。
自分が他人と違いすぎるので。

レコに『歩くペース』が表示できることに対して
「自慢してるようで不快」「何の必要があるんだ」
などの意見をどこかで見たような気がしますが
私は『歩くペース』を表示させたい派です。
子どもの頃、学力テストの点数は上位の人しか公表されないのに
体育の、100m走何秒とかの記録は全員公表されがちなのが
運動音痴からするとものすごく理不尽に思ってたケド
速くても遅くても個人の自由である山登りにおいては
自分の記録として堂々と表示したいですし
「私、遅いですが何か？