今日のミサの説教は、おもてなし。
聖書に出てくる、マルタとマリアの姉妹。
イエスさんをおうちにお迎えしたとき
マルタはおもてなしのため忙しく立ち働き
マリアはただイエスさんのお話を聞いていた。
マルタはやがて文句を言う。「妹が手伝わないのです。何か言ってやってください」
でもイエスさんは、マリアの姿勢をよしとする。
イエスさんにとってのおもてなしは、
飲食が出てくることではなく
自分の話に耳を傾けること。
実際に誰かをおもてなしする際、
マルタの姿勢だけでも心が欠けるでしょうし、
マリアの姿勢だけでも、実務面が回らず、角も立つでしょう。
両者を上手く配合しながら、日常を生きていかなければなりません。
9月に列聖される、マザーテレサの言葉を教わった。
”仕事に心をこめなさい。信仰をこめなさい。
仕事の最中でも、祈ることはできます。
仕事は祈りを妨げないし、
祈りもまた、仕事を妨げることはないのです。
ただほんの少しだけ、心を神に向けるだけでよいのです。
愛しています、お任せしています、信じています、
神よ、私は今あなたが必要です
こんな感じでいいのです。
これは素晴らしい祈りです。”
自分の備忘録として記しました。
拍手くださった方、どうもありがとうございます。