先月21日の八幡平樹氷はこれまでの登山の中でベスト3に入る山行だった。
そしてどこまでも広い末広がりの雪原を見渡す気持ちのよさ。
夏は決められた山道を歩くしかないが、雪原の場合ルートは自由自在。
このような感動する光景に出会うと、心が豊かになる。
だから、多分老若男女問わずその醍醐味を知っている人達は登るのだろう。
一方、厳しい条件下の中で雪山を登る猛者達もいる。
バラクラバにゴーグルで肌を露出させないでラッセルしながら登るという
山行というより荒行。快晴の条件よりも苦労が多い分だけ達成した喜びは
大きいのかも知れない。
山登りを通して、物質的に得るものは何もないが、日常隠れている自分の中の本能が
呼び起こされ、感覚が研ぎ澄まされていくのが分かる。その感覚をいつまでも持ったままキープしたいものであるが、怠惰に流されていく部分もありそうもいかない。
そして、平素のアフターは酒飲む事に溺れていく。
三月は道路が開通したら、松川温泉から三ツ石山荘へのアタックと南八甲田の笠松峠から駒ヶ峯へのアタック(鉄人HOPE55さんから、八幡平の樹氷光景と似ているとの事)を楽しみにしている。
今の季節に八幡平に登るとはすごいと思います。私達夫婦もだいぶ前の4/末頃であったと思いますが、陸雲荘に泊まるために午後から行ったらガスってなかなか到着することができない思い出があります。帰りには別方行へ歩いていました。裏岩手も色々なコースがあるのでお白いので挑戦見てね
tokiyosi64さん いつもながらコメントありがとうございます。
八幡平は茫洋とした景観を魅せる部分が大きいので、ガスると何処にいるんだか分からなくなる事があるかも知れません。しかしながら、今はGPSという現代の文明利器を使用しているので迷う心配はありません。昨日八幡平にて、昔ながらの旗竿を刺して歩くベテランが一人いまして、其の姿になかなか味わい深いものがあります。本当は山ガール拝みたいんですけどね(苦笑)
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