藤助森という一風変わった名前の由来を調べてみた。
大正時代にふけの湯温泉を経営していた阿部藤助は、鹿角郡宮川村の助役を8年、村長を15年無報酬で務めたほか、鹿角郡農会長などを歴任し、電灯会社を興し、観光や農業など郷土の興隆に生涯をささげた人物である。阿部は八幡平までの山道を切り開いている。八幡平山頂から西北西500mにある藤助森(1604m)は彼の功績にちなんで名付けられた。(抜粋)
1886年生まれ1928年病没で43才の若さだった。
今では、ふけの湯温泉は、冬の間豪雪地帯の為 11月の上旬から翌年の4月中旬まで閉鎖されるので、大正時代のふけの湯はどのような感じだったのだろうと思う。
ただ、暮らすとなると、長く閉ざされた雪の世界では生きていく事が不可能だろうから、今と同じように閉鎖期間を設けていたのではあるまいか−。今のように雪を飛ばすローダーも無いし。
それでも北東北の短い半年ちょっとの期間に、後世の為に八幡平という自然の持つ美しさを語り継ぐ為に山道を切り開いていったのだろう。当時の人夫、また南部馬の苦労がしのばれる。
そして藤助森は、夏よりも冬が美しいように思える。厳しい自然に対峙して生命力の強いものだけが生き残る樹木の世界。雪を纏い、ただそこに立ち尽くしていく広がりのある風景は、怠惰になりがちな人間の日常を引き締める。改めて、樹氷の持つ美しさを知った。但し、自分の足で樹氷のある処まで登っていかなければ見れないんですよねえ(苦笑)
ブラボー(*´∀`)♪
藤助さん、素晴らしいですね!
他の樹氷と違って八幡平はゴンドラがないので、自分の足で3時間歩かないと見られません
その分、感動も大きいでしょうね(^^)
bechikoさん 今は自在に歩ける雪山も、夏になると藤助さんの切り開いた道を歩くしかないでしょうね。何にしても、快晴無風の山歩きが一番好きです。
八幡平スキー場の陰にある温泉ですね・・何度か入ったことがあります。木造でできていて風情ある温泉で好きです。
此方は猛烈な吹雪でほとんど家の中に閉じ込められていますが、其方はどうですか。
tokiyosi64さん おはようございます。
昨日は吹雪く酷い天候でしたね。おかげで商店街には人が来ませんでした(泣)
夜の商売をされている店もこういう日はお客さんが出歩かないでしょうね。
さっさと帰宅して熱燗飲んで寝てましたよ(爆)
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