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薪ストーブがあって暖房が取れれば天国モードだが、実際はそうはいかない。
先日八幡平、陵雲荘にてストーブはあるが薪を持参してないのでガスバーナーで暖を取った。濡れたTシャツを脱いでそこらへんに置いておくとバリバリに硬くなる始末。ロシアのヤクーツクという一年中マイナス10度以下の町があり、そこの町では火力発電所が住民にパイプラインを通してお湯を供給する話を聞いたことがある。当然濡れたタオルなどは外気にさらすとバリバリになっていく。
人間の生きる体温は36度を基本として、周囲の温度がマイナス零度以下であれば活動が鈍くなっていくのではあるまいかー。
陵雲荘について、暖房が取れぬと分かったら、即座にコッヘルに日本酒を注ぎ温める。そしてそれを身体に入れるのだ。多分、アルコールであれば熱い日本酒程効果的なものはないのではないかと思う。度数の高いウィスキーやバーボンは即効的に思えるが体を温めるには向いていない気がする。ちゃんと暖房が整った処で余韻を楽しむ為にウィスキーやバーボンが存在するのではないかと。
最近、NHKのマッサンでニッカのウィスキーが辿った道を理解するが、酒文化は地域によって異なるものだと思う。舶来の酒が今の日本でここまで浸透するようになったとはいえ、当時のマッサンは売るのに苦労したと思う。
酒は人の心と精神の解放の薬である。飲めない人には理解出来ないかも知れないが、ズタズタになった精神を癒してくれるのもまた酒である。
画像のポートシャーロットスコティッシュバーレイは、私の兄弟が送ってくれた酒であるが、これまたピートの効いたパンチある酒である。ラフロイグクラスと遜色ない。ただこの手の酒は上記に申しあげたとおり、山小屋に着いて飲むとしても、きちんと暖房が稼働してからゆっくりとたしなんでいく酒であると思う。私は今回の吹雪の八幡平で日本酒の偉大さを知った。
陵雲荘には立派な薪ストーブがありますね・・・仙人夫婦が泊まった時には家から薪を背負っていきましたが持っていくのには限りがあるので、一夜楽しむには仲間と一しょに背負っていくといいですね・・・それにしても真冬に山荘まで行くのには勇気が必要ですね。
連休には森吉への登山、6月の末には八幡平を計画中。
tokiyosi4さん
薪背負ってまで雪山に登る考えのないボクです(苦笑)
代わりにツェルトを上手く活用しなければと思います。6月の八幡平は残雪もほぼ消え、素晴らしいロケーションですね。
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