上下巻を2か月間掛けて読みました。
下巻など電車の中で2度落としました。
居眠りで。
海辺のカフカ+1Q84+死霊+カラマーゾフの兄弟÷4=新カラマーゾフの兄弟
ちょっと評価し過ぎか。嘘が多い。つまり小説になっていない。
校正が入っていないのではないかと思われます。
貸切なのにそれほど混んでいないラウンジ。
ゴンドラから降りて筏に戻ったり。
環八に上り下りがあったり。
他は忘れたが、つじつまが合わない流れがいくつもありました。
「カラマーゾフの兄弟5エピローグ別巻」の300ページだけでは物足りず、
再度カラマーゾフの看板を借りて持論発表をしているだけなのではないでしょうか。
大体翻訳では登場人物の名前を整理したのに、ここではわざわざ カタカナにしている。
黒木は良しとして、ミツル、イサム、リョウよりも満、勇、潦の方が分かり易ではないか。
そう、どうしても原作の登場人物を連想させたいなら
小松左京の「日本アパッチ族」の主人公のようにジェロニモを二毛次郎
とひねってほしかった。
出版人が絶賛していますが、裸の王様です。
最後まで読み通した引力は亀山郁夫への関心と期待からでした。
それと上下2巻を揃いで購入しましたので。
なにしろ亀山郁夫翻訳のドストエフスキーは全部読んでいるのですから。
しかし、期待は見事に裏切られました。
ただカラマーゾフの兄弟は悪霊の「チーホンのもとで」が当時発表されなかったことで生まれたのだなーと気が付きました。
あーやっと違う本にとりかかれる。
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