退院して二日目の土曜日に駅前の本屋さんまで
少しは歩かなくてはと思い
「結婚式のメンバー」を買いに行ってきました。
街の小さな書店にでも置いてそうな本はできるだけ
そこで買うようにしています。
なんでもアマゾンでは街の本屋がなくなってしまうので。
片道10分のところを30分近くかかったでしょうか。
疲れました。
さてその晩、自分のおちんちんの異常に気がつきました。
ないのである。
ブクブクに、そしてパンパンに張った皮膚の中に埋没しているのです。
また、ドレンの穴から大量の体液が漏れてくる。
2時間に1回はガーゼを交換しなくてはならない。
それでも翌日は自宅で麻雀大会。
14時から21時まで昼食夕食を挟み頑張った。
頻繁にトイレ、パッド交換、ガーゼ交換をしながら麻雀に興じる
己を少しおかしいかなと覚醒する瞬間がありました。
翌朝、むくみ腫れも体液の漏れもかなり収まってきていたが、
念のために泌尿器科に電話を入れる。
11時までに来いという。
娘に付き合ってもらいタクシーで向かう。
途中皇居に向かう馬車の隊列にぶつかり10分間ロスをする。
担当教授はお休みで別の医師が見てくれた。
ある意味話し易い
ドレンの穴と下腹部と電子カルテを見ながら説明してくれる。
ドレンの穴からの体液、リンパ液はじきに穴がふさがるので心配ない。
手術に際し広範囲のリンパ節を切除したのでリンパ液の行き場がなくなり
骨盤にたまる。
それがドレンの穴から排出されたり、陰嚢、陰茎周辺にたまったり
足がむくんだりしまします。
しかしいずれリンパ液の通路が出来上がりそれらは収まります。
紫色の手袋をした手で陰毛のあったあたりに触れながら
「これもリンパ液の影響です。」
前立腺全摘手術の結果陰嚢が1センチは短くなるのは定説です。
それに周りが浮腫むと尚更そのように感じるのだと思います。
「このあたりのことは先生が説明されているはずですが、」という。
術後覚醒してからの腰の痛みの原因もこれだったのだと納得する。
足を少し高くして寝ていれば症状は軽く、歩きすぎもよくないと注意された。
仕方がないので帰りもタクシーだ。
しかし事前に説明を受けていれば今日の通院はなかったのに。
半日つぶれ、タクシー代が15,000円、診察料が220円。
帰宅後は安心しきって爆睡。
先程目覚めたら腰のあたりが冷たい。
50年ぶりのおねしょである。
尿漏れパッドを超えて買ったばかりの無圧マットレスを濡らした。
>事前に説明を受けていれば今日の通院はなかったのに。
拝見して、術前説明で、もしくは術後の説明になかったのだろうか、とお読みしているときに思いました。余りご無理をなさらず、治療に専念なさってください。大事なお身体です。
「転移の可能性のある周辺のリンパ節も取ります。」
と言われましたが、その影響が腰痛、鬱血、浮腫み、大量の体液
となるとは想定していませんでした。
また尿漏れも想像以上で、ドレンの傷口がふさがったら
本格的な尿漏れトレーニングに入りたいと思います。
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