|
赤岩峠から八丁峠まで歩く予定で3時に自宅を出発しました。
カーナビが二子山方面から八丁トンネルを抜けて落合橋へ向かうルートを示すので、つい従いましたが酷く疲れる道路でした。
坂道を降りて登山道に入りました。
初めは調子いかなと思いましたが、どんどん調子が落ち、峠のスカイラインが見えてからは「帰ろかしら」と思い始めました。
それでもその内調子が出てくるだろうと、峠から赤岩岳に向かいます。
尾根道と巻道があり、巻いても岩峰直下に出るだろうと、そのまま進むと泥ルンゼを登り、鞍部に出ました。
左に折れ小さなピークにつきました。
休憩をしていてふと後ろを見るとガスが晴れ大きなピークが見えます。
あれ、赤岩岳を巻いてしまった。
正面の岩壁を登るつもりでいたのにショックです。
今更戻るのも面倒なので、小ピークをそのまま超えていきます。
やけにきつい下りです。
これは違うだろうと戻ります。
このころに私の体調は最悪になり、撤退を決めます。
しかしかみさんが赤岩岳だけは登ろうというので付き合うことに。
すぐに山頂につきました。
休憩していると単独の男性が正面岩壁側から登ってきました。
その男性曰く、「際どいトラバースがあり、カナビナが残置されていた。」
期待に胸膨らませ喜んで降りていくが、どうもおかしい。
大体上から見ていてあんなに木を揺らしながら登ってくることはおかしいということでルート修正をする。
順調に降りる。
岩が出てきた。
ケルンが出てきた。
かみさんが「このルート、行きに登った道じゃないの。」?という。
私と先輩は声を揃えて「方向音痴だな。行きと全く逆の正面壁のある尾根を降りているのだよ。」
鞍部に出て次の小ピースを目指す。
かみさんがもう一度「ほら見てよ。さっきの鞍部よ。そこ登ったらまたさっきの行き止まりのピークよ。」という。
あれ本当だ。
無雪期樹林帯リングワンデリング!
ありえない失態。
先輩と私はしょげて赤岩峠へ。
峠についてから次回のためにと正面壁へ続く尾根道を登る。
最後の数メートルを残して、結局戻りました。
自宅に帰り、ヤマレコや地図を見て、赤岩岳は正面壁は登らず、巻いて登る道しかないことを知りました。
楽しい岩稜歩きをその先からでした。
全く我々は何をやっているのだろう。
大体私の体調不良は前日に麻雀をやってしまい睡眠時間が3時間弱であったことが原因です。
決して癌の所為ではありません。
お疲れ様でした!
藪岩魂!
miee様
お恥ずかしい限りです。
奥様に指摘されて萎れている、お二人が目に浮かびました。経験より、鋭い観察力ですね。
先輩と私でこれからはリーダをかみさんにしようと合意しました。
いつも私がトップを歩き、先輩、かみさんと続きます。
ある意味、前からかみさんがリーダの位置にいたわけですが。(笑)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する