私の頭がおかしいのか?
ピッケル、ザイル、ハーケンは何のためにあるか?
ピッケルはアイゼンが今のように進化する前はステップを切るのに有効でしたが
ピオレトラクションなど積極的利用を別にすれば、今は制動確保のため、滑落防止に存在すると考えます。
ザイルやハーケンは登るためではなく、人口登攀を別にすれば、落ちたときの確保のためにあります。
ある方の日記に元文科省登山研修所講師から雪山の講習を受けた記述がありました。
その講師から私が直接聞いたわけではないので、言葉尻を捕らえませんが、ピッケルバンドはないほうが良いとか、受講生の要望が出るまで、滑落してもピッケルで止められないので、滑落防止に重点を置き、滑落停止は教えていなかったとのことです。
確かに滑落防止を教えることは有効だと思います。
私などは山のセオリーを守っていれば転落しないですんだところを転落して、同じくやってはいけないことをやって、滑落したりしました。
しかしその結果、粋がってピッケルバンドなしを改め、滑落しながら2度ピッケルを飛ばされてもピッケルバンドを手繰り寄せ、3度目にやっとピックがブルーアイスに数ミリ食い込み死なずに済みました。
滑落停止を体で覚えさせ、スリップした瞬間にピックをさせる習慣を身に着けてから雪上訓練に入るのが普通だと思っていました。
今は違うのでしょうか。
「滑落してもピッケルで止められない」の真意は分かりませんが、最後まであきらめないのが山の鉄則です。
ピッケルバンドはよくないという方の意見を伺いたいところです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する